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あなたはメンタルで悩んでいないだろうか?
卓球は究極の心理スポーツ。
メンタルに悩む人のバイブル!
●発売日:2024 年8 月30 日
●四六判/232ページ
●ISBN:978-4-901638-61-6
●著者:岡澤祥訓(奈良教育大学 名誉教授/メンタルトレーナー)
⇒奈良教育大学教授時代に、日本卓球協会スポーツ医科学委員会スポーツ心理を担当し、オリンピックや世界選手権のメンタルサポートを担当。現在も卓球のみならず、トライアスロン・ウエイトリフティング・水泳の飛び込み・プロ野球などのメンタルサポートを行っている。
あなたはメンタルのせいで
試合で勝てないのかもしれない。
メンタルのせいで卓球が楽しくないのかもしれない。
メンタルのせいで不安になるのかもしれない。
【目次】
第1章 試合前・試合中・試合後のメンタル
・選手のルーティン。大事なのは目標に向かって自ら考え、行動することだ
・試合直前のメンタル。負けることを恐れていないか
・試合の緊張をどうコントロールするのか
・「これはしかたない」。エッジボールやネットインの時の怒りをおさえる
・声を出し自分を鼓舞したり、失点のダメージを最小限にすることが重要
・試合前に言い訳を作り、「負ける準備」をする選手たち
・団体戦を戦う。それぞれの役割とは何か
第2章 アスリートを持つ親のメンタル
・親と子の関係。挑戦させるのか、重圧をかけるのか
・子どもの幸せとは何か。あなたは卓球を押し付けていないか
・「卓球がすべて」の価値観はすべての人に当てはまらない
第3章 指導者が気をつけるべきこと
・ベンチコーチの60秒。選手を落ち込ませるのか、選手を励ますのか
・体罰とハラスメント。そして、「怒れない指導者」の問題
・大会までのカウントダウンは効果があるのか。緊張と焦りを作らないメンタル
第4章 魔法の言葉はあるのか
・自分を鼓舞する試合中のキーワード。「今やれることをやる」
・「才能」をほめるのか、「努力」をほめるのか
第5章 練習の時のココロ
・わからないことを「わかりました」と言う選手たち
・環境を言い訳にしているあなたは、負ける理由を探している
・「練習をやらずにはいられない」選手たちと、「言い訳作りの怪我や故障」をする選手たち
・休んで強くなることがあるレミニセンス効果とは?
・突然、打球動作がおかしくなるイップスとは何?「思い込みイップス」はすぐ治る
・「考える力」を持つ選手が大学、社会人、そして将来強くなる
第6章 勝者と敗者のメンタル
・打たないで後悔するのか。打って反省するのか。攻めるんだ!
・負けた時の態度が大切。なぜ選手は落ち込むのか
・壁を破れない選手がいる。目標の前で守りにならずに「心の壁」を越えていこう
・ダブルスのメンタル。「すみません」は禁句
・「アンガーマネジメント」、選手は試合中の怒りをどう抑えればいいのか
・「負けられない重圧」と「試合を楽しむ」こと
※本書は、月刊『卓球王国』に連載中の『卓球のメンタルって「なんやねん!」』( 2022年7月号~2024年9月号までの掲載分)をまとめたものです。