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トピックス

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●女子シングルス1回戦
王曼昱(中国) 3、−10、6、6、5 馮天薇(シンガポール)
陳夢(中国) 7、−9、7、6、−8、−9、5 陳幸同(中国)
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 9、−3、7、−6、−8、8、7 伊藤美誠
石川佳純 6、3、−9、8、7 平野美宇

女子シングルス、初戦で伊藤美誠がGFの舞台を去った。
相手はタイペイのエース、鄭怡静。両ハンドの強烈な打球が伊藤のコートに突き刺さった。
伊藤のプレーは悪くはなかった。むしろ普段よりもひらめくプレーもあり、中陣でも戦える成長も見せた。ただ、サービスミスやストップの落下点を見誤るなど、伊藤らしからぬミスが目立ったのも確かだ。
鄭怡静は、前後左右に振られながらも足を使い、1本でも多く返していく。どんなボールでもつなげばチャンスが来る。鄭怡静がねじ込んだボールの対処が遅れて、伊藤が戸惑う場面が何度もあった。

「相手がすごく単調な展開に持ち込んできて、私自身も単調になってしまった。そういう選手はあまりいないし、私もその中でいろいろ変えて対処できるんですが、今まで以上にできるようにしないといけない。もっと攻撃的にならないといけないし、新たな課題が見つかりました」(伊藤)

今大会、伊藤の存在は全選手がマークしていただろう。対策を練られて、それを上回って勝たなければならない。今大会、伊藤にとって次のステージが待っていたのだ。
創意工夫あふれるプレーに鋼のメンタルを兼ね備えた伊藤美誠。
試合後はぐったりうなだれていたが、着替えてからミックスゾーンに現れた時、少し晴れ晴れとしているように見えた。
課題を見つけた、でも負けは引きずらない。伊藤はまだ伸びる。

また、石川対平野の日本選手対決は石川に軍配。
平野のフォア前にボールを集め、体を前陣に寄せさせて、バック深くを狙っていく。「Tリーグの時はうまくレシーブできなかった。そこを修正した」という石川が終始リード。
平野は両ハンドのコンビネーションが決まっている時は良いが、サービス・レシーブからの三球目連携は精度を欠き、連続得点ができず。
「もう少し何かを変えたら、良い試合になったと思う。勝ち負けよりも今日は内容が悔しい。試合でうまくいかない時にそのままのペースで行ってしまう。今年のツアーはいい試合が思いつかないので、来年は良い自分を、変わったところを見せたい」(平野)
  • 得意の逆チキータもミスが目立った

  • 鄭怡静は最後まで動ききった

  • 激戦での勝利にガッツポーズ

  • まだ終わりではない。明日からのダブルスが残っている

  • 気合いが入っていた石川が完勝

  • 平野は来年の奮起を誓う

ITTFグランドファイナル
●女子ダブルス準々決勝
田志希/梁夏銀(韓国)−7、9、4、9 杜凱琹/李皓晴(香港)
陳可/王曼昱(中国) 7、12、9 橋本帆乃香/佐藤瞳
早田ひな/伊藤美誠 6、9、9 劉高陽/張瑞(中国)
陳幸同/孫穎莎(中国) 4、6、4 呉穎嵐/蘇慧音(香港)

●男子準々決勝
鄭栄植/李尚洙(韓国) 7、7、3 林兆恒/呉柏男(香港)
森薗政崇/大島祐哉 5、8、5 エチェキ/スディ(ハンガリー)
何鈞傑/黃鎮廷(香港) 2、2、−8、9 陳建安/荘智淵(チャイニーズタイペイ)
張禹珍/林鐘勲(韓国) 9、1、9 廖振珽/林昀儒(チャイニーズタイペイ)

続いて男女ダブルス1回戦(準々決勝)が行われ、日本は早田/伊藤、森薗/大島が危なげなく勝利し、準決勝へコマを進めた。

中国ペアにストレート勝ちした早田/伊藤は、サービス・レシーブで優位な展開を作り、ラリーになってもしっかりコースを突いて攻略。

「前回勝っている相手ですが、しっかり対策をしたし、私たちの状態も良かった」(伊藤)
「対策どおりできた。大会前は大阪で一回ダブルスを合わせました。昨日、今日も練習できているので、合計3回。美誠のレシーブが良いので、そこについていけるように、自分の次のボールで仕留められるようにしました」(早田)
若手ペアとはいえ、中国選手を順当に圧倒するところはさすがだ。

日本勢では橋本/佐藤のカットダブルスが、陳可/王曼昱の強打者ペアに敗退。各ゲームとも点数が離れない接戦だったが、中国ペアは最後の1本をねじ込んでくる。今年3月のカタールオープンで同ペアと対戦し、ゲームオールジュースの大接戦を演じ、最後に逆転負けした橋本/佐藤。リベンジを誓っていた橋本/佐藤にとって厳しい結果となった。

「以前に比べると丁寧にやってきた。前回は王曼昱の強打ミスが多くて、競ることができたけど、今回は王曼昱がチャンスを作って、陳可が打てるボールだけ打つスタイルに変えてきた」(佐藤)
「試合をして前回と変わっていたのでビックリしました。でも女子ダブルスは中国に勝つか、負けるかわからないくらい、競ったり、追い込んだりできていると思う。もっと強くなって勝てるペアになりたい」(橋本)

このふたりのダブルスは全日本で優勝を狙うと宣言。「石川さんと平野さんのペアに早い段階で当たる。そこを乗り越えて優勝したい」(佐藤)
  • 危なげなく勝利した森薗/大島

  • 早田/伊藤はプレーの幅が広がっている

  • 貴重なカットペアは飛躍を誓う

  • 本日の仁川は朝から大雪

●混合ダブルス準々決勝
森薗政崇/伊藤美誠 -9、7、9、10 李尚洙/田志希(韓国)
林鐘勲/梁夏銀 6、7、10 ピスチェイ/バラゾバ(スロバキア)
張禹珍/チャ・ヒョシム(韓国/北朝鮮) 10、-8、5、-9、5 吉村真晴/石川佳純
黃鎮廷/杜凱琹(香港) 6、−10、2、−8、9 陳建安/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

日本の2ペアはどちらも地元勢との対戦となり、森薗/伊藤は接戦を乗り切って準決勝へ駒を進めたが、吉村/石川はゲームオールで敗退。序盤からややミスが目立っていた日本ペアは、徐々に修正して波に乗っていったが、勝負どころでは相手ペアのほうが大胆な攻めが目立つ。
張禹珍は足が速く、どこからでも強打が打てるがミスも多い。その暴れん坊をチャ・ヒョシムがうまくコントロールし、見事なコンビネーションを完成させていた。

韓国と北朝鮮という統一コリアペアを応援しようと、観客席では統一旗が振られ、地元韓国のメディアも殺到。
「最初はナーバスになりすぎていた。でもチャ・ヒョシムがリラックスしていこうと言ってくれて、徐々に力が抜けていった。相手は世界チャンピオンだから、1本ずつ積み重ねていった」と張禹珍。

ミックスゾーンはまるで優勝したかのような盛り上がりを見せ、メディアからの質問が尽きなかった。

敗れた日本ペアのコメント
「自分たちのミスが多くて、相手には粘り強い卓球をされた。先手を取っていたけど、コース取りが甘くなってしまった。今回はお互いにTリーグに出ていて練習を合わせられなくて、1回も練習しないで本番だったので、全日本前はしっかり時間を合わたい」(石川)

「大事なところでのミス、凡ミスがあり、流れを変えられなかった。自分たちのミスの多さが敗因です」(吉村)
  • 吉村/石川はミスで流れを引き寄せられなかった

  • 張禹珍/チャ・ヒョシムは見事なコンビネーション

  • 攻撃の手を緩めずに勝利

  • 観客席では統一旗が振られていた

  • ミックスゾーンを埋め尽くすほどのメディアが殺到

  • 森薗/伊藤は苦しみながらも準決勝へ

12月12日夜、韓国の仁川で開催されるITTFワールドツアー・グランドファイナルを前に、ITTF(国際卓球連盟)が今年1年最も活躍した選手に贈る「スターアワード」が発表された。

このイベントは2018年に活躍した選手やコーチ、スーパープレイでのポイントなどの年間No.1を決定する。日本からは張本智和、伊藤美誠などがノミネートされた。

男子では樊振東(中国)、ボル(ドイツ)、張本智和(日本)、カルデラノ(ブラジル)がノミネートされ、樊振東が受賞した。
「初めてのスターアワードをもらいました。とても感謝しています。チームメイト、友人に感謝しています。来年ももっと頑張ります」(樊振東)

女子でノミネートされたのは丁寧(中国)、伊藤美誠(日本)、王曼昱(中国)、リー・チェン(ポーランド)。
3年連続で丁寧が受賞し、日本の伊藤は惜しくも逃した。
「3年連続でこの賞をもらえて驚いてます。この賞に恥じないよう、もっと強くなるように挑戦していきます」(丁寧)
そのかわりではないが、伊藤は2018年世界選手権ハルムスタッド大会のMVP賞を獲得。8戦8勝という見事な成績での受賞となった。突然のスピーチに「ベリーハッピー」と笑顔で対応し、会場を盛り上げた。

各受賞者は以下のとおり

【2018 ITTFスターアワード受賞者】
★ 男子選手賞:樊振東(中国)
☆ 女子選手賞:丁寧(中国)
★男子パラ選手賞:ジョルディ・モラレス(スペイン)
☆ 女子パラ選手賞:キャリー・ヴァンゾン(オランダ)
☆スターポイント(ベストラリー)賞:許昕(世界選手権 vs.フェガール)
★ ブレークスルースター賞:バトラ(インド)
★ 監督(コーチ)賞:マッシモ・コンスタンチーニ(イタリア)
★ 世界選手権ハルムスタッド大会MVP:伊藤美誠(日本)
  • 樊振東、来年は世界選手権シングルスの金メダルを狙うだろう

  • 丁寧は英語でスピーチ、樊振東も英語でコメントした

  • 美誠ちゃんは大賞を逃したが、世界選手権MVPに輝く

  • 見るたびに大きくなっている張本。現在175センチ!

  • 受賞者が一同に整列

  • 韓国はすっかりTリーガーの顔だ!

 坂本龍馬の妻・おりょうさんが眠る、神奈川県横須賀市大津町で第4回目となる「〜おりょうと龍馬の〜 全日本わらじ卓球大会」が開催される。開催日は2019年2月3日(日)で大会前日の2日(土)にはわらじ卓球体験会も開催。卓球初心者も大歓迎とのこと。家族、知人、友だちとぜひ一緒にわらじ卓球に挑戦してみよう!

★第4回〜おりょうと龍馬の〜 全日本わらじ卓球大会
■日時:2019年2月3日(日)10〜14時
■開催場所:大津行政センター2階体育室
■種目:ダブルス(男女問わず)
■参加費:1ペア1,000円(保険料含む)
■参加資格:小学生以上(卓球初心者大歓迎!)
■申し込み方法:往復はがき又はメールで①代表者の住所・氏名・年齢・電話番号②参加者の氏名・年齢③ペア名(フリガナ)④仮装の有無 を記入しお申し込みください
■ 申し込み/問い合わせ先:
〒239-0808 神奈川県横須賀市大津町3-34-40
大津地域運営協議会・わらじ卓球係(大津行政センター内)
TEL. 046-836-3531
Eメール. ota-ci@city.yokosuka.kanagawa.jp
※ 当日の運営ボランティアも同時募集
■ 募集人員:20組(40名)※定員を超えた場合は抽選
■ 申し込み締め切り:1月10日(木) 
※期限後も定員に達していない場合は参加可能ですのでお問い合せください

☆ わらじ卓球体験会
日時:2月2日(土)18〜20時
場所:大津行政センター2階体育室
参加費無料、連絡不要です。大会に参加しない方の参加もOK。
 ITTF(国際卓球連盟)は2019年10月にアメリカ・ニューヨーク州で「ITTFパーキンソン世界選手権大会」を開催することを発表した。現在、ITTFでは「健康」に焦点をあて、卓球を通じて健康を促進することを目的とする新しいプロジェクトをスタート。新プロジェクトの最初の活動として「ITTFパーキンソン世界選手権大会」を開催し、パーキンソン病に対する認識を高め、パーキンソン病と診断された人々の生活の改善を目的としている。

 「ピンポン・パーキンソン」団体の創設者で国際的な作曲家のネネド・バッハ氏は卓球を楽しむことで、ギターを弾く能力を取り戻し、音楽に対する情熱をもう一度取り戻すことができるようになったという。
「パーキンソン病と診断されてから5年間ギターを弾いていませんでした。その間に卓球を始めたところ、気分がかなり和らぎ、今はまたギターを弾くことができるようになりました。この世界選手権開催の背景には、世界中の多くのパーキンソン病患者に病と戦いながらも社会の一員となり、幸せな生活を送ってもらいたいという想いがあります。また、私たちは卓球が健康にどれだけ有益なのかを科学的な観点からも確認しているところです」(バッハ氏)

 一方、「卓球は体と脳の多くの部分を鍛え、タイミング、リズム、およびバランスを強化するので、患者にとってはとても良いスポーツでしょう」とパーキンソン財団も卓球の有益性を述べている。

  ITTFトーマス・バイカート会長は「私たちはバッハ氏と会い、彼の個人的な話を聞いてとても心が打たれた。その時に「健康」に焦点をあてた最初のプロジェクトは、パーキンソン病と関連したものになると思いました。私たちはこのプロジェクトとITTF財団の取り組みにとても期待しています。このプロジェクトが素晴らしい結果につながり、多くの患者や支援を必要としている人々の助けになればうれしいです」とコメントしている。

 
 「ITTFパーキンソン世界選手権大会」は2019年10月11〜13日にアメリカ・ニューヨーク州プレザントビルのウエストチェスター卓球センターで開催。症状の段階によって3つのカテゴリーに分けられ、世界王者を目指して競われこととなる。

参考記事:ITTF
12月1~2日、高崎アリーナ(群馬)で、「日本卓球リーグプレーオフ2018 JTTLファイナル4」が開催され、男子はリコー、女子は中国電力がともに初優勝を果たした。

ファイナル4は、日本リーグ前期&後期大会の総合順位上位4チームが出場。
トーナメントAは総合順位1位と2位、Bが3位と4位、そして準決勝としてAの敗者とBの勝者が対戦。最後にAの勝者と準決勝の勝者が決勝で当たり、優勝チームが決まる。

男子の決勝は、トーナメントAに続き、2度目の対戦となったリコー対シチズン時計。
トップで、カットマンには分が良いと思われていたリコーのエース・有延が御内を相手に痛い敗戦を喫したが、2番の山本が奮起。1ゲーム目こそ神にフォアドライブで滅多打ちにされたが、2ゲーム目からはレシーブのコースを散らして逆転勝利。リコーが1-1のタイに戻す。
ダブルスはリコーペア、4番はシチズン時計の町が取り、勝負の行方はラスト5番へ。
「ラストに回れば鹿屋が勝ってくれるという自信があった」という工藤監督の言葉どおり、ラストに強い鹿屋がこの大舞台でも好プレーを連発。上から叩きつけるバックのミートで、上村を打ち抜き初優勝を決めた。
リコーは、前期日本リーグ、全日本団体に続き、3つ目のタイトルを獲得。有延、鹿屋の両輪を軸に、大活躍の1年となった。

●男子トーナメントA シチズン時計 3-1 リコー
●男子トーナメントB 東京アート 3-1 協和発酵キリン
●男子準決勝 リコー 3-1 東京アート
●男子決勝
リコー 3-2 シチズン時計
 有延 -8、-8、5、-10 御内○
○山本 -3、17、-8、9、9 神
○鹿屋/有延 -11、10、9 町/上村
 池田 -4、-4、-7 町○
○鹿屋 9、-8、9、11 上村

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女子決勝は、総合順位1位の中国電力、今大会サンリツと十六銀行を下して勝ち上がった日立化成というカード。
注目は2番の宋対石川。実力に勝る石川が順調に勝つかと思いきや、序盤は宋のペースとなり、前陣での裏面バックドライブで石川のフォアサイドを攻めて2ゲームを連取した。しかし、石川も簡単には負けない。中盤からはサービス、レシーブを宋のフォア側に集めて裏面を封じ、徐々に流れを掴むと、最終ゲームも押し切って、世界3位の実力を示した。
ダブルスは中国電力が取り、4番は好調の土田vs後期リーグから参戦の助っ人中国人・趙。ともにバック表の速攻型だが、パンチ力で上回った土田がゲームをコントロール。速射砲のようなバックハンドと相手のフォアサイドを抜くフォアスマッシュの猛攻で見事勝利。中国電力はファイナル4出場11回目にして、涙の初優勝を成し遂げた。

●女子トーナメントA 中国電力 3-1 十六銀行
●女子トーナメントB 日立化成 3-0 サンリツ
●女子準決勝 日立化成 3-1 十六銀行
●女子決勝
中国電力 3-1 日立化成
○成本 0、0、0※ 市川
 宋 5、10、-5、-6、-8 石川○
○土田/宋 -6、6、9 鈴木/平
○土田 13、8、9 趙
 庄司   鈴木

※試合終了後のラケットコントロールで、市川選手が違反となったため。
 実際のスコアは、8、6、6で成本が勝利
  • 頼れる男、鹿屋が吠えた

  • 土田が難敵を下し、優勝を決める

  • 工藤監督を胴上げ!

  • こちらは、キャプテン土井が舞う!

  • 男子優勝:リコー

  • 女子優勝:中国電力

 来年1月14日(月・祝)〜20日(日)に開催される『天皇杯・皇后杯 平成30年度 全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』。同大会のスーパーシードの組合せが、全日本卓球公式サイト上で発表された。
 スーパーシードは、男女シングルスは32、男女ダブルスは16、混合ダブルス・ジュニア男女は8枠。

 男子シングルスで連覇を目指す張本智和(JOCエリートアカデミー)のブロックには吉村真晴(名古屋ダイハツ)が入り、両者順当に勝ち上がれば準々決勝での対戦。そして王座奪還で通算10度目の優勝を狙う水谷隼(木下グループ)のブロックには上田仁(岡山リベッツ)、丹羽孝希(スヴェンソン)が入った。順当に勝ち進んだ場合、水谷と上田はベスト8決定戦、水谷と丹羽は準々決勝で激突する。

 女子シングルスは石川佳純(全農)のブロックに早田ひな(日本生命)が入り、勝ち上がると両者はベスト8決定戦で対戦。このブロックには芝田沙季(ミキハウス)、松澤茉里奈(十六銀行)もおり注目度は高い。また、昨年3位の永尾尭子(デンソー)のブロックには長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)、加藤美優(日本ペイントホールディングス)、野村萌(愛み大瑞穂高)、塩見真希(四天王寺高)ら若手の実力者が揃い、混戦となりそうだ。

■全日本卓球公式サイト内
組み合わせページ
http://www.japantabletennis.com/zennihon2019/result
 11月25日に東京・中央区月島で小学生を対象とした卓球イベントが開催された。三井不動産レジデンシャル株式会社と中央区地域スポーツクラブ大江戸月島が主催する『WANGAN ACTION スポーツアカデミー』という東京都中央区内の小学生を対象とした卓球教室で、丹羽孝希選手(スヴェンソン)が監修を務めた。全4日間の日程で行われるが、初日の25日には丹羽選手も参加し小学生との交流を楽しんだ。

以下は丹羽選手のコメント。
「みんな卓球を楽しんでくれて充実した時間を過ごすことができました。今後も、子どもたちに卓球の楽しさを伝えられるように機会があれば参加したいと思います。また、私自身が世界で活躍して子どもたちに夢や希望を与えられるように頑張っていきます。」

詳細はこちら↓
http://wangan-action.jp

写真提供:タクティブ
  • 子どもたちの手を取り卓球を教える丹羽選手

  • 丹羽選手との集合写真/40名を超える小学生が参加した

 11月23〜25日に福島・宝来屋 郡山総合体育館で第31回全国ラージボール大会が開催。今大会は今年から新たに始まった全日本ラージボール選手権と二分に分かれて開催された初めての全国ラージ。両大会への同時出場は不可、昨年まで行われていた男女ダブルス、A・Bのクラス分け、イ・ロ・ハのような複数トーナメント制が廃止となり、男女シングルス、混合ダブルス(各種目とも一般・年代別)の3種目で行われた。各種目の優勝、準優勝は下記のとおり。

【混合ダブルス】
★一般
優勝:倉富隆大/永安佳乃(KTA立川/スマイル・東京)
準優勝:清水寿剛/狭間のぞみ(仙台卓球センタークラブ・宮城)

★80歳
優勝:山口賢治/山口弘美(所沢市役所/所沢レディース・埼玉)
準優勝:斎田和也/北原文江(龍卓会/KATSUクラブ・茨城)

★100歳
優勝:齋藤均/佐藤珠希(チーム山形・山形)
準優勝:中島浩紀/西山真知子(GBいわき・福島)

★120歳
優勝:小豆畑信之/石井敦子(Team SANKYO/チームUEDA・福島)
準優勝:三浦洋/土佐節子(謙信上越/ぽらりす・新潟)

★130歳
優勝:湯田洋一/大江恵美子(HEKIクラブ/ひかる・山口)
準優勝:市川芳章/奥山真理子(スマイル会・山形)

★140歳
優勝:竹田元一/宮﨑京子(AFクラブ/マキフレンド・愛知)
準優勝:小林榮/直井ゆきよ(ねぶた青森・青森)

★150歳
優勝:浅井重信/大岩喜代子(福地卓球クラブ/TOYOKAWA・愛知)
準優勝:髙橋榮一/新関千鶴子(ノース村山淡交クラブ/スマイル会・山形)

★160歳
優勝:磯村章/寒河江ミツ子(佐倉ラージ/サムディ松戸・千葉)
準優勝:伊藤国雄/十和田陽子(札幌卓親会/千歳卓翔クラブ・北海道)

【男子シングルス】
★一般
優勝:倉富隆大(KTA立川・東京)
準優勝:橋本卓央(いわき卓球・福島)

★40歳
優勝:大村慶介(グリーンワールド・秋田)
準優勝:村山仁(柏崎ラージ・新潟)

★50歳
優勝:佐々木伸人(モーモー・岩手)
準優勝:相原健(たんぽぽ・福島)

★60歳
優勝:佐久間昌弘(球極・福島)
準優勝:遠藤俊一(喜多方リミックス・福島)

★65歳
優勝:橋本藤視(大月市卓球連盟・山梨)
準優勝:湯田洋一(HEKIクラブ・山口)

★70歳
優勝:伊藤孝志(スカイ倶楽部・秋田)
準優勝:鈴木敏雄(柳町卓友会・富山)

★75歳
優勝:稲垣英喜(横内夢クラブ・静岡)
準優勝:竹田元一(AFクラブ・愛知)

★80歳
優勝:児嶋淳(橋本市ラージボール卓球協会・和歌山)
準優勝:吉松晴男(益田万葉クラブ・島根)

★85歳
優勝:五十嵐信夫(卓和クラブ・新潟)
準優勝:八木工(有明卓友会・熊本)

【女子シングルス】
★一般
優勝:永坂ともみ(チームDREAM・東京)
準優勝:狭間のぞみ(仙台卓球センタークラブ・宮城)

★40歳
優勝:山口弘美(所沢レディース・埼玉)
準優勝:石原洋美(RisingNiigata・新潟)

★50歳
優勝:佐藤珠希(チーム山形・山形)
準優勝:斎藤富美子(ゼフィルス大河原・宮城)

★60歳
優勝:大槻京子(カトレアクラブ・福島)
準優勝:土屋律子(浜松ベテラン会・静岡)

★65歳
優勝:早川孝子(ジョイフル・静岡)
準優勝:渡部敏恵(新潟ドリーム・新潟)

★70歳
優勝:阿部俊子(仙台Sunクラブ・宮城)
準優勝:皆川文子(チーム山形・山形)

★75歳
優勝:大岩喜代子(TOYOKAWA・愛知)
準優勝:新井陽子(秋田卓球会館・秋田)

★80歳
優勝:福原三代子(卓楽会・埼玉)
準優勝:佐藤常子(相模原レディース・神奈川)

★85歳
優勝:小谷津千代子(練馬ラージ・東京)
準優勝:鈴木ハツ子(福島サンクラブ・福島)


 この大会の模様は卓球王国2019年2月号(12月21日発売)に掲載しますので、お楽しみに!
  • 混合ダブルス一般優勝の倉富/永安。倉富は単複2冠に輝いた

  • 混合ダブルス80歳優勝の山口賢治/山口弘美。山口弘美も単複2冠を達成

  • 地元で混合ダブルス120歳優勝の小豆畑/石井

  • 女子シングルス一般優勝、永坂

  • 佐々木は驚異的な動きで男子シングルス50歳を制す

  • ハイレベルな女子シングルス50歳決勝を制した佐藤。単複2冠に笑顔

  • 男子シングルス60歳優勝の佐久間。地元に錦を飾った

  • 元全日学女王、十六銀行でも活躍した狭間も全国ラージ参戦。単複ともに準優勝