●男子ダブルス決勝
許シン/張継科(中国) ー12、7、9、ー9、7、9 樊振東/周雨(中国)
まさに世界最強ダブルスのぶつかり合いとなった男子ダブルスの決勝戦。
周雨が強烈な台上ドライブで攻め、許シンが人間離れしたフットワークで打ち返す。それを待っていましたと言わんばかりの樊振東が狙い打ち、張継科が中陣バックドライブで横入れするなど、すべてのラリーが超絶スーパープレー。
6ゲーム目、10−3と許シン/張継科がリードし、勝負は決まったかと思われたが、そこから突如、許シンがミスを連発し、スコアは10−9。
しかしそこからはさすがの許シン/張継科。最後はキッチリと決めて、勝利のガッツポーズに今大会3回目の胸ドン!
前回の13年パリ大会では男子ダブルスを逃していたが、自国開催で負けるわけにはいかなかった中国勢。優勝した許シン/張継科と準優勝の樊振東/周雨。かつてないレベルの高さで中国の強さを示した。