先月号から始まった新井卓将氏監修の「デュアルフェイスサービス」。フォア面・バック面の両面を巧みに使い分けて、より多彩なサービスを出そうという新しいコンセプトのサービス特集だ。
特集を見て、面白がって様々なフォームにチャレンジしている人もたくさんいると思うが、一方で「こんなの試合じゃ使えない」「お遊びだ」と挑戦すらしていない人もいるのではないか？ その気持ちも理解はできるが（ちょっと前まで「ちょいモテテク」を連載していた新井さんですしw）、少し視野を広くしてまずは一度チャレンジしてほしいと思う。
そもそも、新しい技術というのは、遊びの中から生まれることが多い。
今やスタンダードな技術となりつつある「チキータ」も、ほんの数年前は“お遊び”の技術というイメージが強かった。その当時に「チキータが世界標準になる！」なんて言う人はいなかったし、いたとしても「フォア前をバックでレシーブするなんて」と笑われていたに違いない。それがたった数年でここまで評価が変わるものなのだ。「デュアルフェイス」だって、今後どのように進化し浸透していくのかは全然わからないのだ。
「デュアルフェイスサービス」の構想を初めて新井さんから聞いた時、「もしかしたら、これが世界標準になるかもしれませんよ」と新井さんは言っていた。実際、新井さんの教え子はこのサービスを使って全国のトップクラスで活躍。決してお遊びの技術なんかではなく、試合で勝つためのサービスになりうる技術なのである。
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というわけで、最新7月号は、バックサービスでのデュアルフェイスをお届けしますので、ワイワイ楽しみながら練習してください（編集部・渡辺）
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