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全日本選手権大会

 女子ジュニア4回戦。有望な中学生選手同士の対戦となった谷岡あゆか(エリートアカデミー)vs.亀石藍(徳地中)。
 世界ジュニアで3位に入り、「人のできないカットプレーをしたい」と語った谷岡。バックカットの精度が非常に高く、鋭い振り抜きで相手に強打を許さない。さらに驚いたのは、相手にループやストップに対する処理。並の選手ならばクロスへ安全に入れにいくところを、谷岡はカットやツッツキでコート全面に大きく揺さぶる。まさに攻めのカットなのだ。ゲームカウント2-0とリードした第3ゲームは、サービスからの3球目攻撃に前陣ブロック、フリックレシーブでノータッチエースとやりたい放題のプレー。ストレート勝ちでベスト16入りを決めた。
 もう少し体が大きくなってくれば、プレーのスケールはさらに大きくなりそう。女子日本代表には今カット主戦型の選手がいないが、この谷岡は将来日本代表に入ってくると見た。

●女子ジュニア4回戦
谷岡(エリートアカデミー) 3-0 亀石(徳地中)