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 7月10日、ブラジル・リオデジャネイロのボタフォゴアリーナに於いて、リオ五輪のプレイベント、五輪レジェンド vs. ブラジル五輪代表が行われた。王励勤、パーソン、J.セイブのレジェンドチームに挑んだのはカルデラノ、ツボイ、マツモトの3選手だ。
 1番でカルデラノがゲームオールでJ.セイブに勝利。続く2番でもツボイがパーソンに勝利しブラジルチームが2試合を先取した。3番ではマツモト/ツボイの左・左のダブルスペアがパーソン/王励勤に敗れたものの、4番でカルデラノが王励勤を3-1で下しブラジルチームに勝利をもたらした。

 レジェンドチームより2勝をあげたカルデラノのコメント。
「エキシビションマッチだとしても勝利したかったし、大勢の観客の前でも冷静にプレーできたのでとてもうれしい。リオ五輪では観客はさらに増えるので、今回の試合で雰囲気とプレッシャーに慣れることができたのは良かった」。

 今回会場には900人を越す観客が足を運んだが、ブラジルでの知名度が高いJ.セイブの出場が大きかったようだ。そのJ.セイブは「ブラジルの卓球界にもファンにとってもとても良いイベントになったと思う。ブラジルチームに自信をつけさせたしね。とても将来有望で良いチームだと思うよ。特にカルデラノは若いしまだまだ先があるから楽しみだね。」
 また、パーソンや王励勤も好反応なコメントを残した。
「とても楽しいイベントだった。五輪を間近に控えているからワクワクしたよ。五輪には7回出場しているからこの雰囲気がわかるからね」(パーソン)
「どちらのチームにも良い経験になったと思う。ブラジルは(五輪に向けて)良い準備ができたと思うし、ぼくらも観客にプレーを見せることができたしね。チケットが完売になるほど観客が入るとは思っていなかった。これからもこのようなイベントが多く開催され、さらに多くの人々に卓球を知って欲しい」(王励勤)


【ブラジル 3-1 レジェンド】
○カルデラノ 12、-9、11、-5,6 J.セイブ
○ツボイ 5、4、-8、-5、7 パーソン 
 マツモト/ツボイ 7、-7、-10、-4 パーソン/王励勤○
○カルデラノ 3、-6、10、4 王励勤

※情報/写真提供:ITTF(国際卓球連盟)
  • レジェンドチームより2勝をあげた期待の若手カルデラノ

  • パーソン(左)と王励勤のダブルス

  • (左から)マツモト、カルデラノ、ツボイ、J.セイブ、王励勤、パーソン