昨日9月30日にITTF(国際卓球連盟)は2020年東京五輪・パラリンピックでの使用卓球台が三英(日本)に決まったことを発表した。
三英はこれで1992年バルセロナ、2016年リオに続いて、三度目の卓球競技の五輪オフィシャル・サプライヤーとなった。
「三英として2020東京五輪、およびパラリンピックの卓球台に選ばれたことを社員一同大変誇りに思っております。特に今回のリオ五輪の成功を受け、さらに今回の卓球台を超えるような卓球台を提供することをお約束したい」と三浦慎・三英社長は語った。
またITTFのバイカート会長はこうコメントした。「リオ五輪での三英の卓球台は素晴らしかったし、大好きだった。続いて東京五輪でも三英の卓球台が提供されることを喜んでいます」
リオ五輪で三個のメダルを獲得した日本チーム。エースの水谷は「三英の卓球台なら問題ない。ホームのように戦えた」と語っている。
4年後の東京五輪で文字通りホームでの卓球台として、三英は日本選手を支え、新たなデザインの卓球台を見せてくれるに違いない。
なお、リオ五輪で使用された三英の卓球台『infinity』が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する『グッドデザイン賞』を受賞したことが、9月29日に発表された。グッドデザイン賞は1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年にわたって実施。『Gマーク』は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標とされている。
詳細は↓
https://www.g-mark.org/award/describe/43493