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 卓球王国の最新号で「フェアプレーとは何か」というテーマで日本卓球協会専務理事の前原正浩氏のインタビューを掲載しました。そして編集部員が目にしたバッドマナーをイラストで掲載。
 読者から「インターハイでの過度なガッツポーズもバッドマナーではないか。それを誌面に載せている卓球王国の見解は何か?」「卓球王国関係者が過去にブログで閉会式は不要という意見を述べていた。卓球王国としての見解は何か」という質問と意見が寄せられました。

 今回の特集は、あくまでも前原氏のインタビューの掲載です。しかし、編集部として、その意見に同調できるものとして掲載しています。
 インターハイのガッツポーズが一部、相手選手やベンチに対する挑発行為であれば、それはバッドマナーでしょう。過度なものであれば審判が注意すべきでしょう。
 そういう挑発行為を小誌が取り上げたことはありませんが、試合中のガッツポーズは高校生の元気さゆえの行動として、誌面で取り上げているつもりです。それを取り上げることで挑発行為を助長させているとは思っていません。
 確かに、インターハイでは行き過ぎた応援や試合中のガッツポーズに挑発的な態度が一部にあるのも事実で、いわゆる名門校と言われるチームが率先して気をつけていただくことを希望しています。
 ガッツポーズは自分自身を鼓舞するもので、相手を挑発するものではありません。挑発する行為は「フェアプレー」から逸脱したものです。

 ブログに関しては、個人ブログなのでそれが編集部としての見解とは違うことをご理解いただきたいと思います。形式的な選手不在の長い閉会式は不要とは言いませんが、改善すべきことで、今回の前原さんの意見は、それとは別のことではないでしょうか。
 上位に進んだ選手の義務として、閉会式に出るのは当然でしょう。ランキング賞のようなものがあり、それを授与されるのが最初からわかっているのであれば、閉会式に出席して受け取るべきで、3位以上に入ったから出る、ベスト8だから出ないというのはおかしいことです。ただし大会主催者側も電車や飛行機の時間も考慮すべきかもしれません。
 以上、最新号の「フェアプレー」の補足でした。