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 本日まで埼玉県越谷市総合体育館で行われている「日本リーグ・ファイナル4」。日本代表の石川佳純選手や、男子の東京アート、協和発酵キリンというトップ選手たちが激突する大会だ。
 しかし、昨日土曜日の観客の入りは今ひとつ。地元協会やリーグ関係者の努力もあったと思うが、このハイレベルな試合に「お客様」は反応していないのはなぜなのだろう。まだ告知不足なのか……。
 しかし、着眼したいのはその試合方式。日本リーグの前後期の成績によって、1番から4番までのチームが振り分けられてトーナメントを行うものだが、男子で言えば1位の東京アートと2位の協和発酵キリンがまず対戦し、その勝ったチーム(昨日は東京アート)は決勝へ行き、負けたチーム(協和発酵キリン)は、3位のシチズンと4位の日鉄住金物流の勝者(昨日はシチズン)と対戦する。昨日は協和発酵キリンが勝ったが、その勝者は東京アートとやる。
 という摩訶不思議な方式で、本日、決勝は東京アートと協和発酵キリンが再び対戦。聞けば、以前からチームの要望によって、こういう変則的な試合方式になったらしい。日本リーグ自体は参加チームの登録料によって、成り立っている団体とはいえ、その眼は全く観客には向いていないのかもしれない。せっかくハイレベルな試合が見られる大会だけに、もっとわかりやすい試合方式を望みたい。