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 8日にモロッコで閉幕した世界ジュニア選手権。過去、この大会で優勝、もしくは大活躍して世界の舞台に飛び出していった選手は多い。馬龍(中国)、樊振東(中国)、水谷隼(日本)、松平健太(日本)、丹羽孝希(日本)、バウム(ドイツ)、オフチャロフ(ドイツ)、丁寧(中国)、武楊(中国)、陳夢(中国)などだ。
 今大会では、韓国から2人目の世界チャンピオンが生まれた。中国選手を3人破り、文句なしの優勝を飾ったジャン・ウジンは、昨シーズンまで日本の小澤吉大とともにドイツのオクセンハオゼンの「マスターカレッジ」で練習に励んでいた18歳だ。

「韓国人として二人目のチャンピオンになれたことを誇りに思っています。ぼくはずっと07年にチャンピオンになったジョン・サンウンのようになりたいと思っていました。でも、3人の中国選手に勝てるとは思っていなかったし、信じられないですね。今回の優勝は自分の卓球人生にとって大きなステップになるでしょうね」と試合後に語ったジャン・ウジン。
 長く韓国卓球界を支え、日本男子の前に立ちはだかってきたのは、柳承敏、呉尚垠、朱世赫の3人。しかし、新旧交代を迎える韓国男子にとって今回のジャン・ウジンの優勝は大きい。金ミン鉐、鄭栄植に続く戦力になるだろう。

 3年前のユース五輪でも優勝して、すでに中国代表でも世界選手権に出場している顧玉ティンの優勝は当然と言えば当然な結果と言えるだろう。
「試合前に興奮していました。ただ、いざ試合が始まったら、これがジュニアチャンピオンになる最後のチャンスなのですこしナーバスになりました。でも、私は勝たなければいけなかった。心を強くしてプレーして優勝できて、こんなに幸せなことはありません」と顧玉ティンはうれしそうにインタビューに答えた。
  • 韓国の新星、ジャン・ウジン

  • すでに十分な実績を持っている顧玉ティン