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 12月17日、59年世界選手権ドルトムント大会の男子団体・ダブルスで優勝した村上輝夫氏が、誤えん性肺炎のため逝去した。享年76。

 村上氏は青森県出身。青森高校から明治大に進み、59年世界選手権ドルトムント大会に日本代表として出場。男子団体、そして荻村伊智朗氏(故人)と組んだ男子ダブルスの2冠を獲得し、「卓球ニッポン」黄金時代の担い手のひとりとして活躍した。高校・大学とチームメイトだった渋谷五郎氏とのダブルスでは、全日本と全日本学生のタイトルも獲得。右ペンホルダー裏ソフト攻撃型で、カット打ちのうまさでは当代随一と言われた。
 現役引退後はNHKスポーツ部に長く勤務された。謹んで哀悼の意を表します。
  • 59年世界選手権の日本選手団。左から2人目が村上氏