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 現チャンピオンの丹羽孝希(明治大)は強行スケジュールで全日本選手権の臨む。12月にブンデスリーガ1部リーグ前半戦で15連勝という結果を残して、帰国。世界卓球選考会に出場し、2位。その後、ドイツに戻り、ドイツカップ(団体トーナメント)に出場、その後、ITTFワールドツアー・グランドファイナルに出場し、日本に戻るというスケジュールだ。
 しかも、今大会は勝ち進むと、最近急激に力をつけている塩野真人(東京アート)と対戦する可能性がある。カット打ちに難のある丹羽は選考会でも塩野には完敗。その試練を乗り越えるだろうか。

 第2シードは水谷隼(DIOジャパン)。2年連続決勝で不本意な敗北を喫していて、今回、期するところは大きい。王者の復活なるだろうか。また、世界選手権パリ大会でブレイクした松平健太(早稲田大)、選考会で優勝し、初優勝を狙う岸川聖也(ファースト)など、男子は世界レベルの史上まれに見る激戦が必至だ。

 この大会を見ずして、日本の卓球は語れない。会場まで行けない地方の人は卓球王国の速報で会場の雰囲気を味わってほしい。
  • 王者として返り咲くか、水谷隼

  • 2連覇のかかる丹羽孝希。塩野戦が最大の難関か