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 ITTFワールドツアー・クウェートオープンは16日に大会最終日を迎え、女子シングルスで準決勝に進んでいた石川佳純(全農)は朱雨玲(中国)に2ー4で敗れ、惜しくも3位となった。
 石川はゲームカウント2ー1とリードした第4ゲームも11ー10でゲームポイントを握ったが、11ー13と惜しくも逆転された。しかし、台上からチキータで積極的に主導権を奪いに行くなど、そのプレーは明らかに以前より攻撃的になっており、男子NT(ナショナルチーム)の練習に参加している成果が現れてきていると言えそうだ。石川を破った朱雨玲は、決勝で陳夢(中国)を破って優勝を果たしている。

 男子シングルス優勝は樊振東(中国)。準決勝で周雨、決勝で閻安というライバルたちとの同士討ちをともに4ー1で制した。17歳にしてワールドツアー3大会目の優勝は驚異と言うほかない。

 日本はJA全農世界卓球東京大会の代表・男女10名のうち、女子の福原を除く9名がこの大会に参戦。男子は岸川聖也(ファースト)と松平健太(早稲田大)が香港の右ペンドライブ型・黄鎮廷に敗れ、女子は森さくら(昇陽高)が予選リーグ敗退、平野早矢香(ミキハウス)と田代早紀(日本生命)が1回戦敗退。もうひとつ成績が伸びなかった。
 特に男子は中国のトップクラスが欠場しただけに、中国のライバルとしてもっと存在感を示したい。2月18〜23日開催のカタールオープンで巻き返したいところだ。

●クウェートオープン優勝記録
男子シングルス:樊振東(中国)
女子シングルス:朱雨玲(中国)
男子ダブルス:フェゲル/林高遠(オーストリア/中国)
女子ダブルス:劉詩ウェン/木子(中国)
男子U-21シングルス:酒井明日翔(日本)
女子U-21シングルス:梁夏銀(韓国)