スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 本日3月2日に東京の岸記念体育会館にて、福原愛選手の記者会見が行われ、4月28日から始まる世界選手権東京大会を欠場することが発表された。
 星野一朗・日本卓球協会強化本部長、村上恭和全日本女子監督、全日本ドクターの松尾氏、小笠氏が同席した中で、左第5中足骨疲労骨折という医師の所見が発表された。この場所は左足の外側の部分。

 治療するのに3ヶ月間ほどかかるために世界選手権は欠場するとのこと。福原選手は開口一番、「関係者の皆さん、チームメイトに迷惑をかけ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と切り出した。

「昨年11月のヨーロッパ遠征の時から痛みを感じていた。全日本前は休養もしたし、試合の時には集中していたのですごく痛いわけではなかった。
 今は歩くことは大丈夫だが、走ったり、横に動く動作は禁止。JIS(国立スポーツ科学センター)でリハビリをしたり、サービス練習をしています。
 5月から練習を再開、6月の韓国オープン、ジャパンオープンで復帰したい。目標はリオ五輪でのシングルスでのメダル獲得なので、一日一日を無駄にならないように過ごしたい。
昨年は練習量を多くして地力を上げることを目標、いつもよりも練習が多かったのが足に負担になったのかもしれない。
 大好きな団体戦で地元東京なので、すごく出たい大会、観客やチームメイトに申し訳ない。一日でも早く回復して早く皆さんの前でプレーしたい。
 世界選手権に出られないのはとても残念だが、今しかできないこともある。復帰した時に前よりも強くなったと言われるように一日一日過ごしたい」。

 本当に残念そうな福原選手だった。大きな決断だったが、選手生命に関わる故障なだけに、ここは大事を取って、その思いを日本代表に届けてほしい。
  • 記者会見での福原愛選手