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 「LIONカップ第21回ジャパントップ12卓球大会」が本日(3月4日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催され、男子は上田仁(協和発酵キリン)が初優勝、女子は石川佳純(全農)が3度目の優勝に輝き、それぞれ優勝賞金100万円を手にした。

 上田は予選リーグで水谷隼(木下グループ)に3-1で勝利し準決勝に進むと、吉田海偉(Global Athlete Project)と大激戦の末に4-3で勝利。決勝では、神巧也(シチズン時計)との準決勝の打撃戦を制して勝ち上がってきた吉村真晴(名古屋ダイハツ)と対決。第2ゲーム、上田が10-3のリードから追いつかれ、そこから両者譲らずの激しい打ち合いの末に上田が20-18で何とかゲームを奪取。これで波に乗った上田が、一気に優勝をさらった。

 女子予選リーグでは、伊藤美誠(スターツSC)が平野美宇(EA/大原学園)を3-1で下して準決勝進出、橋本帆乃香(四天王寺高)に4-1で快勝して初の決勝進出となった。対する石川は準決勝で佐藤瞳(ミキハウス)をストレートで下しての決勝進出。決勝では伊藤の強気の攻めが随所で光ったものの、石川がそれを上回るキレのあるプレーを見せて貫禄の勝利となった。

 前売り券がすぐに完売、わずかに残った当日券も早々に売り切れたという今大会。満員の観客と多くの報道陣が見守る中、激戦が多数繰り広げられ、盛り上がった大会となった。今大会の模様は卓球王国5月号(3/21発売)に掲載します。

●男女決勝スコア
上田仁 -8、18、9、11、-5、8 吉村真晴
石川佳純 3、3、-9、4、-4、6 伊藤美誠