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 日本代表の公式ウエア発表会で「日本男子が東京五輪で金メダルを獲得したら選手3人に総額1億円を報奨金として出します」と語り、メディアと選手を驚かせたのはヤマト卓球の兒玉義則新社長(49歳)。
 兒玉社長は前社長の松下浩二氏(現ヤマト卓球会長)と明治大卓球部の同期。全日本学生選手権3位、全日本選手権では日産自動車時代にベスト8に入るなどのキャリアを持っている。現在はヤマト卓球の親会社でもあるスヴェンソングループの社長も兼任している。

「あくまでもオフィシャルサプライヤーとして金メダルの報奨金というアイデア。銀メダル、銅メダルでなく、団体の金メダルのみのご提案です。スポンサーとしても、卓球の認知度をもっと高めたいし、報奨金が選手のさらなるモチベーションになればうれしい。今回の1億円は会社のトップとして判断した」と兒玉社長。
 日本卓球協会やJOC(日本オリンピック委員会)からも五輪のメダルには報奨金が出るが、3人に1億円というのは破格の金額とも言える。ぜひこの報奨金が選手の手に渡ることを祈るだけだ。その目標が実現する時に日本にはさらなる「卓球ブーム」が訪れるだろう。

  • 「金メダルに1億円」と発表され、選手もびっくり

  • 発表会の後、マスコミに囲まれるヤマト卓球とスヴェンソンの社長を兼任する兒玉社長