〈日本 0ー2 中国〉
水谷 ー6、ー8、ー8 許シン○
吉村 ー3、ー8、ー6 馬龍○
大島 vs. 張継科
水谷 vs. 馬龍
吉村 vs. 許シン
2番吉村、チキータや、レシーブがやや浮いた時の3球目攻撃は馬龍にも十分通用するが、予想以上にサービスが効かない。台上のストップ対ストップの展開では世界一の馬龍、先に吉村にミスが出てなかなか台上を崩せない。馬龍、相手のストップには仕掛けず、ひたすらストップ。そして吉村が打ってきたところで確実にコースを突いてブロックし、吉村のミスを誘う。
吉村、第1ゲーム2ー4、第2ゲーム5ー7という、ここから差を詰めたいところでのサービスミスは、やはり力みもあるか。第2ゲーム6ー10から8ー10まで挽回したが、ここですかさず中国の劉国梁監督がタイムアウトを取り、流れを切った。
第3ゲームは1ー4から3ー4としたが、ここから馬龍のレシーブドライブが立て続けに炸裂。少しでも台から出ると打たれるプレッシャーが、サービスの回転量を減らし、結果的により打たれやすくなった感があった。最後も馬龍の強烈なパワードライブに、ブロックがオーバー。世界王者の洗礼は強烈だった。