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平成28年度全日本選手権速報

 卓球王国2016年5〜8月号にて連載されていた「マシン練習のトリセツ」でモデルを務めてくれた福原明雄(埼玉栄高)がジュニア男子1回戦に登場。老松(愛工大名電高)にストレートで勝利し、2回戦進出を決めた。福原のベンチには企画を監修した渡辺貴史コーチが入り、勝利をアシスト。「マシン練習コンビ」で勝利を掴んだ。
 現在高校1年生の福原はプレーも体も伸び盛り。身長は現在180センチだが、まだ伸び続けているという。体の線はまだ細いが、スピード感のある両ハンドは威力抜群。今大会はジュニア男子のほか、男子シングルスにも出場する。

 試合後には「全日本ジュニアは去年が初出場で、今年が2回目の出場。去年は2回戦で負けたけど、今年は3回戦まで行けば張本(JOCエリートアカデミー)と当たるので、そこまで行きたい」と抱負を語った。ベンチの渡辺コーチは「今年はそこまで練習を見ていないけど、高校に入ってラリーのミスが減った。でも何より精神面が成長した。気持ちを前面に出して試合をするようになっていて、勝ちたい気持ちが強くなったと思う」と教え子の成長に目を細めた。

 福原は今日のジュニア男子2回戦で景山(境港市立第一中)と対戦。勝利し3回戦へ駒を進めれば、張本との対戦が予想される。

●ジュニア男子1回戦
福原(埼玉栄高) 6、13、7 老松(愛工大名電高)
  • ジュニア1回戦突破した福原

  • 勝利後、渡辺コーチと握手