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平成28年度全日本選手権速報

 長崎出身で、小学1年生から地元で卓球を始めた冨田真穂。現在、鎮西学院高1年で、長崎県予選では大学生を破って全日本一般の部代表となった。昨年に続き2度目の出場となる。ちなみに冨田は日本卓球協会80周年記念誌感想文コンクール最優秀賞を受賞しているという選手だ。

 1回戦の相手は早稲田大出身の実力者・梶本麻莉菜(FILFLUR)。序盤は梶本のペースだったが、3ゲーム目以降、緩急を使いつつ、サウスポーの利点を生かして広角に攻め、鮮やかな逆転勝利を収めた。

冨田「相手はほとんど年上で、全員強い人ばかりなので、自分が100%の全力を出し切ることだけを考えて臨みました。1、2ゲーム目はパンパンと打ちやすいラリーをしてしまったが、3ゲーム目からは緩くつないだり、相手のやりにくさを考えてプレーできたのが良かったです」

 高校1年ながら落ち着きた試合態度と、ベテラン顔負けの戦術を見せた、念願の全日本一般初勝利をあげた冨田。14:10から予定されている2回戦では竹内(JOCエリートアカデミー/帝京)と対戦することになる。


●女子シングルス1回戦
冨田真穂(鎮西学院高) -6,-9,9,9,5 梶本麻莉菜(MILFLUR)