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平成28年度全日本選手権速報

●ジュニア男子準々決勝
木造勇人(愛工大名電高・愛知) 3 (7,11,8) 0 五十嵐史弥(遊学館高・石川)
沼村斉弥(野田学園高・山口) 3 (8,6,3) 0 柏友貴(関西高・岡山)
髙見真己(愛工大名電高・愛知) 3 (-6,9,-7,7,9) 2 宇田幸矢(JOCエリートアカデミー・東京)
宮本春樹(愛工大名電高・愛知) 3 (-5,9,5,-8,9) 2 張本智和(JOCエリートアカデミー・東京)

ジュニア男子で最年少優勝を狙った張本が、準々決勝で宮本に苦杯……!
ゲームカウント1ー2のビハインドから2ー2に追いつき、最終ゲーム0ー3、2ー4とリードされながら逆転して8ー6とリード。しかし、ここで張本らしくないフォアドライブのミスなどが続き、8ー10と再び逆転を許して、最後はフォア前のチキータがオーバーミス。ラリーでは徹底的にフォアにボールを集められ、連続でフォアドライブで強打できない弱点を突かれてしまった。

試合後、かなり時間が経ってから行われた会見では、泣きはらした目で会見場に現れた張本。「今大会のジュニアでは絶対に優勝したかったので、ベスト8で負けてしまって一番悔しいです。内容は全然悪くなかったんですけど、最後にフォームが崩れて凡ミスが増えてしまった。最後のゲームは逆転して8-6にできたんですけど、やっぱり気持ちは緊張して焦っていて、凡ミスが出てしまったのが良くなかった」と涙を浮かべながら語った。
明日からの一般シングルスについては、「ジュニアで負けていて一般で優勝するとか言えないので、一般では一戦一戦頑張っていきたい」と言葉を絞り出した。
  • 敗戦に肩を落とす張本

  • 試合後の会見では涙を浮かべながらも、しっかりコメント

  • 冷静なプレーが光った宮本がベスト4へ

  • 宇田は高見との激戦、あと一歩及ばず