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平成28年度全日本選手権速報

女子ダブルス3回戦に出場した中学生ペアの金本・日浦(玖珂中/山口)。強豪・明徳義塾高の熊中・小脇に惜しくも敗れたが、互角のラリーを見せ、1ゲームを奪う活躍を見せた。

2人とも、まだ中学2年生で、カデットのダブルスでもベスト8入りの実力者。シェーク裏表(カールP2)の日浦がバックでチャンスを作り、シェーク表裏(スペクトル)の金本が決定打を放つ異質型のコンビだ。全日本選手権は今回が初出場ながら、持ち味生かした変化プレーを発揮し、1・2回戦で年上ペアを下して勝ち上がった。

「ここまで勝ち上がったことはうれしいけど、今の試合が惜しかったから悔しい。今まで大きい大会で積極的にフォアが打ててなかったけど(今大会は)何本か打てたし、バックもうまくできたのが良かった」(日浦)
「最後の試合はいいプレーができたけど悔しいです。サービスが効いたし、カウンターもうまくできました」(金本)
と試合後は、悔しい表情を見せた2人だったが、
「さっきの試合が惜しかったので、来年はレベルアップして、あと“2回”勝ちたいです!」
と最後は笑顔を見せてコートを後にした。
来年のさらなる活躍に期待したい!
  • 金本(左)・日浦