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平成28年度全日本選手権速報

●男子シングルス4回戦・一部の結果
松平健(ホリプロ) ー8、8、9、ー8、11、ー10、10 岸川(ファースト)
木造(愛工大名電高) ー8、ー8、1、7、10、9 渡部(明治大)
神(シチズン時計) ー8、ー3、6、10、6、ー11、7 有延(明治大)
吉村(愛知工業大) 9、13、ー10、7、10 村松(東京アート)
塩野(東京アート) ー7、ー8、10、6、7、5 川端(松戸市役所)
吉田(Global Athlete Project) 9、ー9、8、4、ー8、11 加藤(フジ)
松平賢(協和発酵キリン) 5、9、7、9 大西(愛工大名電高)
張(東京アート) 5、ー2、5、ー7、6、8 松浦(原田鋼業)

期待にたがわず、男子シングルス4回戦で随一の激戦となったのは松平健太と岸川聖也の一戦。4回戦での対戦を知った時、岸川は「全然面白くない……」と感じたというが、それくらい普段も一緒に練習して、お互いの手の内を知り尽くしたふたり。岸川の攻撃を松平が前陣ブロックで跳ね返し、カウンターしたボールを岸川が中陣でしのいでから両ハンドで逆襲する。いつもゲームオールにもつれるこのカード、今回もやはりゲームオールに。岸川が10ー8でマッチポイントを握ったが、ここからラケットの角に当てたカウンターが入るなど、松平にラッキーポイントが2本続き、10ー10。結局、4点連取で松平が逆転勝利を収めた。

今大会限りでの現役引退を表明している塩野は、川端に2ゲームを先取されたが、逆転勝ちで5回戦に進出。明日、対カットに強い上田とのランク決定戦を迎える。
  • 岸川との激戦を制した松平

  • マッチポイントからの1点が遠かった岸川