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2017世界卓球デュッセルドルフ大会速報

 香港協会と韓国協会から共同提案された「ラケットの素材の自由化」の提案は否決された。しかし、今後、国際卓球連盟(ITTF)がラケットの素材に関するルールの検証を行うことになった。

 前回の総会では素材自由化の提案は僅差で否決されたものの、今回は可決されるのではないかという憶測もあった。しかし、実際にはITTFの用具委員会としての反対理由を述べ、また国際卓球メーカー連盟(FIT)内のラケットの研究グループが各協会へ「素材自由化」の反対理由を説明する文書を送るなど、素材自由化反対へ多くの協会が動いた形となった。
 今後、非木材ラケットの研究と検証はされるものの、しばらくは現行通りの木材中心のラケットのまま、となる。