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 9月14~18日に中国・四川省成都で行われたITTFワールドツアー・中国オープン。日本からのリオ五輪代表選手は丹羽孝希(明治大)のみの出場となったが、中国からは代表全6選手が出場しハイレベルな大会となった。

 日本選手4名が出場した男子シングルスは1回戦で大島祐哉(ファースト)が周雨に、2回戦で松平健太(JTB)が馬龍、丹羽が張継科、村松雄斗(東京アート)が樊振東にと全選手が中国選手に敗れる結果となった。男子の優勝は樊振東。決勝ではリオ五輪金メダリストの馬龍を4-0のストレートで下しタイトルを獲得した。
 
 女子シングルスでは松澤茉里奈(十六銀行)が1回戦で世界ジュニア2014、2015と2連覇した王曼昱(中国)をゲームオールで下す金星。2回戦でも劉詩雯(中国)にゲームオールと迫ったが、最終ゲームは惜しくも6点で敗れ上位進出はならなかった。
決勝は丁寧(中国)と劉詩雯(中国)の対戦となり丁寧が4-2で劉詩雯を退け優勝を決めた。

 また、男子アンダー21では村松雄斗が決勝で何鈞傑(香港)に敗れたものの2位に入った。

優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

[中国オープン記録]
●男子シングルス優勝:樊振東(中国)
●女子シングルス優勝:丁寧(中国)
●男子ダブルス優勝:馬龍/張継科(中国) 3位:丹羽孝希/大島祐哉
●女子ダブルス優勝:陳夢/朱雨玲(中国)
●男子アンダー21優勝:何鈞傑(香港) 2位:村松雄斗
●女子アンダー21優勝:ツォン・ジエン(シンガポール) 3位:前田美優、森さくら