11月10日から熊本県立総合体育館で行われている全日本選手権カデットの部。大会2日目の11月11日の午前中に男女ダブルスが決勝まで行われ、男子ダブルスは濵田一輝/篠塚大登(愛工大附属中)、女子ダブルスは菅澤柚花里/大藤沙月(ミキハウスJSC)が優勝した。
男子ダブルス決勝は、昨年に続いて愛工大附属中のペア同士の対戦。濵田/篠塚は谷垣佑真/鈴木颯ペアに対し、濵田がレシーブからフォアフリックで揺さぶり、左腕の篠塚が両ハンドの多彩なボールさばきでダブルス巧者ぶりを発揮した。篠塚は先輩の横谷と組んだ昨年度大会に続いてダブルスで2年連続の優勝。
女子ダブルス決勝は、こちらもミキハウスJSCのペア同士の対戦。中森帆南/萩井菜津子ペアと対戦した菅澤/大藤は、大藤がレシーブからバックハンドを交えて積極的に仕掛け、左腕の菅澤が強打を打ち込んだ。
大会第2日目までに、14歳以下/13歳以下の男女シングルスではベスト16が決定。明日の大会最終日に、各種目でチャンピオンが決定する。5回戦から決勝まで、ほぼ休みなく4試合を戦うハードなスケジュールを勝ち抜くのは誰か?
★JOCジュニアオリンピックカップ2017
平成29年度全日本選手権(カデットの部)
〈男子ダブルス〉
優勝:濵田一輝/篠塚大登(愛工大附属中・愛知)
2位:谷垣佑真/鈴木颯(愛工大附属中・愛知)
3位:三浦裕大/薜史斗(河北台中/かほくジュニア・石川)、中川泰雅/伊藤礼博(安田学園中・東京)
●ベスト8
原田春輝/齋藤大耀(石田卓球クラブ・福岡)、竹谷義信/道広晴貴(石田卓球クラブ・福岡)、安江光博/斉藤秀太(明徳義塾中高・高知)、松島一史/中村煌和(畳和卓球・大分)
〈女子ダブルス〉
優勝:菅澤柚花里/大藤沙月(ミキハウスJSC・大阪)
2位:中森帆南/萩井菜津子(ミキハウスJSC・大阪)
3位:山﨑唯愛/直江杏(明誠U15・島根)、青井さくら/白山亜美(明徳義塾中・高知)
●ベスト8
新井和夏葉/遠山美涼(横浜隼人中・神奈川)、村上宝/東川陽菜(昇陽中・大阪)、枝広愛/吉井亜紀(就実中・岡山)、泉田和抄/近藤琳(KWOWA KIRIN T.T.S・埼玉)