昨日よりスタートした第71回東京選手権。東京体育館の改修工事に伴い、今年は種目ごとに会場、日程を分けての開催となっている。
まずは男女カデット、ジュニアがSUBARU総合スポーツセンターで行われ、大会2日目の今日はカデット決勝までが行われ、男子は田尻要(愛工大名電中)、女子は山﨑唯愛(明誠U15)が優勝を果たした。入賞者は下記のとおり。
【男子カデット】
優勝:田尻要(愛工大名電中)
準優勝:松島輝空(木下グループ)
3位:吉山和希(TC中原)、管琉乃介(松山TTS)
●決勝スコア
田尻 9、-13、-5、8、8 松島
【女子カデット】
優勝:山﨑唯愛(明誠U15)
準優勝:白山亜美(明徳義塾中)
3位:青井さくら(明徳義塾中)、伊藤七海(ヴィスポことひら)
●決勝スコア
山﨑 8、7、-11、-8、5 白山
男子カデットはサウスポーの田尻が優勝。決勝では小学5年の松島にリードを許すも、崩れることなく落ち着いて逆転。サービスも効果を発揮し、ラリーでは力強さを増したプレーで松島に打ち勝った。松島は準決勝で同学年のライバル・吉山をフルゲームで退けるも決勝は終盤にミスが目立った。
女子カデット決勝もフルゲームの熱戦。両ハンドで打ちまくる白山に対し、山﨑はブロックとカウンターで応戦。山﨑が2ゲームを奪い、3ゲーム目にはマッチポイントを握るも決めきれず、白山がフルゲームに持ち込む。しかし、最後まで冷静にプレーした山﨑、最終ゲームはラッキーなポイントもあって白山を振り切り優勝を決めた。山﨑は2月の大阪オープンでもカデットで優勝しており、国内2大オープン制覇となった。3位の伊藤は注目の張本美和(木下グループ)をセンスあるプレーで退けた。
明日は男女ジュニアで王者が決定。一般シングルス&ダブルス、年代別、ショービズの部は3月22〜24日に駒沢体育館、駒沢屋内球技場にて行われる。