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 中国・広州で行われていた2013ワールドチームクラシック(WTC)は、昨日3月31日に大会が終了。日本男子は準決勝で中国と対戦し、ダブルスで1勝を挙げる健闘を見せたが、惜しくも敗れた。準決勝以上の結果は下記のとおり。

●準決勝
〈中国 3−1 日本〉

○張継科 5、9、8 丹羽
○許シン −8、8、−10、9、4 水谷
 王皓/張継科 12、6、−6、−11、−10 松平/丹羽○
○許シン −9、10、9、3 松平
〈チャイニーズタイペイ 3−0 エジプト〉
○荘智淵 3、11、5 O.アサール
○陳建安 9、6、3 ラシン
○黄聖盛 9、8、8 サレー/ラシン

●決勝
〈中国 3−1 チャイニーズタイペイ〉

○許シン 8、2、3 荘智淵
 張継科 −9、7、6、−7、−8 陳建安○
○馬龍/許シン 10、6、6 江宏傑/黄聖盛
○馬龍 11、4、7 荘智淵

 日本男子は敗れたとはいえ、2番で水谷が苦手の許シンをゲームオールまで追い詰め、3番ダブルスで松平/丹羽が最終ゲーム5−10から7点連取で大逆転。中国から1点をもぎ取った。2月27日から3月26日まで、1カ月におよぶ長期合宿を行った男子NT。出場した3選手は非常に動きにキレがあり、特に水谷の充実ぶりは光っていた。トレーニングに重点を置いた合宿での成果だろう。中国男子の劉国梁監督にも「この数年で最も難しかった試合のひとつ」と言わしめた。

 中国は実力どおりの優勝を果たしたが、決勝で張継科がサウスポーの陳建安に逆転負け。張継科は3月中旬のアジア・欧州オールスターでもサムソノフ(ベラルーシ)に敗れている。大舞台になればなるほど燃えるタイプだが、国内のライバルも多く、パリ大会での2連覇への道は容易ではない。
下写真左は水谷、右は陳建安(写真提供:ITTF)