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 5月29日にロシア・サンクトペテルブルクで行われた、IOC(国際オリンピック委員会)の総会で、今までDグループだった卓球のクラス分けが、Cグループへと1ランクアップすることが決まった。ロンドン五輪及びロンドンパラリンピックへ多くの来場者があったことが裏付けとなっており、プレゼンテーション、組織力、競技レベル、協力的な姿勢などの好印象があげられるが、一番は会場の空気が選考にふさわしいものだったのではないかと言われている。

「私たちの目標は五輪のグループ分けで常に上を目指すことです。1992年からグループDのカテゴリーに長く留まっており、自分たちにできることはすべて実行しました。現在Cグループにアップし、上には8つの競技だけになりました。私たちの現在の目標はトップ5に入ることです。この嬉しいニュースは卓球というスポーツに全力を注いでいるスタッフ全員にやる気を与えてくれるものとなりました」(ITTF会長・アダム・シャララ)

グループ分けの基準は以下6つのカテゴリーで採点。
●テレビ:視聴者が楽しめる試合かどうか(40点)
●インターネット:アクセス数及びソーシャルメディアの登場回数(20点)
●一般大衆:好きなスポーツアンケート(15点)
●観客:開催国周辺でのチケットのリクエスト数(10点)
●マスコミ:好意的な記事の数(10点)
●万能性:ナショナル連盟の数(5点)

五輪スポーツの新しいグループ分けは以下のとおり。
グループA:水中競技、陸上競技、体操競技
グループB:バスケットボール、自転車競技、サッカー、テニス、バレーボール
グループC:アーチェリー、バドミントン、ボクシング、柔道、ボート競技、射撃、卓球、重量挙げ
グループD:カヌー/カヤック、馬術、フェンシング、ハンドボール、フィールドホッケー、ヨット、テコンドー、トライアスロン、レスリング
クループE:近代五種、ゴルフ、7人制ラグビー

情報提供:ITTF(国際卓球連盟)
関連記事(英語):http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=31703&Category=General&Competition_ID=&
  • ロンドン五輪卓球競技会場の様子