6月27〜30日、岩手県・奥州市の奥州市総合体育館と江刺中央体育館で行われた第26回全国ラージボール大会。今回は東日本大震災復興支援大会として行われ、全国から2200名余りの選手がエントリーした。
大会の最高齢選手は男子シングルス85に出場した、93歳の斉藤稔選手(秋田・大館ラージ)。「もう足が動かなくてね」と言いながらも、チャンスボールにはフォアのスマッシュも打ち込んでいた。
女子シングルス65Aイでは、第1シードの平田洋子選手(東京・武蔵野クラブ)が11年連続での優勝を達成。優勝者が毎年のように替わる中で、11連覇はまさに快挙。来年以降もまだ記録は伸びそうだ。
2つのブロックに分かれた男子シングルス一般Aは、波乱が続出。イで神山彰弘選手(岩手・矢巾卓球クラブ)、ロで香坂亮志選手(東京・天狗乃舞)が強豪を連破して優勝した。地元・岩手にタイトルをもたらした神山選手は、ラージながら安定した両ハンドドライブを見せた。
女子シングルス一般A優勝は、東京富士大卒の徐珍選手(東京・ヤマト卓球クラブ東京)。サウスポーの前陣攻守で、ラージでも安定感のあるプレーを披露。「ラージは難しいけど、ラリーが続くから楽しい」と笑顔で語った。
詳細な報道は、7月20日発売の卓球王国9月号に掲載します。お楽しみに!