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 8月8〜11日に全日本実業団卓球選手権がグリーンアリーナ神戸で開催され、男子は東京アート、女子は日本生命が優勝した。

 男女ベスト4の記録は以下の通り。

●男子
優勝:東京アート
準優勝:シチズン
3位:協和発酵キリン、リコー

●女子
優勝:日本生命
準優勝:サンリツ
3位:十六銀行、日立化成

 男子優勝の東京アート。準決勝で協和発酵キリンを破ると、決勝ではシチズンをストレートで下し、6年連続8度目の優勝を飾った。優勝後の大森監督は「今大会は大矢がよく頑張ってくれた」とコメント。大矢は準決勝の協和発酵キリン戦で、松平に対し2-2の4-8から逆転勝ち、決勝では御内に対してもフルゲームで勝利し、貴重な1点を叩きだした。
 「(大矢は)昨日が誕生日だったんですが、少し大人になったかなと思いました。団体戦で終盤競った試合はほとんど負けていたが、試合の中で我慢するところと勝負することろをしっかりと見極めて進めていたと思う」(大森監督)。

 また女子は日本生命が2年ぶり9度目の優勝。昨年決勝で敗れたサンリツとの決勝は、1番で田代が重本とのラリー戦に勝利。2番で徐潔が彭雪との中国人対決に敗れたが、藤井寛子・若宮のダブルスで1点を取り、最後は藤井寛子が天野を下して昨年のリベンジを果たした。
 「前期日本リーグで優勝を果たしたが、昨年は色々な大会で2位が続き未だに不安が残っていた。今回も負けるのではないかと私自身不安がありましたが、逆にみんなが気持ちを引き締めて臨んでくれたことが優勝につながったと思います」(村上監督)。

 なお、本大会の模様は卓球王国11月号に掲載予定です。写真は左から男子優勝の東京アート、女子優勝の日本生命。