スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 掲載3回目。
 ITTF(国際卓球連盟)EC会議(役員会)で、2011年より選手会会長を務めるサムソノフ(ベラルーシ)へのインタビューが行われた。以下はITTFのホームページから。

●あとどのくらいの期間トップレベルでプレーできると思っていますか? 引退するまでに目指すゴールはありますか?
【サムソノフ】現在は2016年のリオ五輪に出ることを目指しています。もちろんメダルを狙います。リオ五輪以降は何も考えていませんが、現役を続けるかどうかは、自分がどのくらいレベルをキープできるか、そして健康状態によります。卓球は大好きで未だに楽しいと思いますが、負けが多くなってきたらやめることを考えないといけない。でもできる限り現役を続けたいですね。

●引退した後はどうしますか? 卓球界の歴史の中でも多くの貢献をした選手のひとりだと思いますが、卓球に関わると考えて良いですか?
【サムソノフ】自分自身コーチに向いているとは思いませんので、別な形で卓球界に残りたいと思っています。長くこの世界にいますし、知り合いもたくさんいます。みんなとこの世界に関わっていけたら楽しいでしょうね。

<サムソノフ個人に対する質問>
●最大のライバルは?
【サムソノフ】1990年代のワルドナー(スウェーデン)とボル
●卓球界での親友は?
【サムソノフ】同じチームのオフチャロフ(ドイツ)、スミルノフ(ロシア)、クズミン(ロシア)。多くの時間一緒にいます。
●苦手な相手は?
【サムソノフ】ガルドス(オーストリア)
●選手として最も誇らしかった時は?
【サムソノフ】1998年のアイントホーヘンでのヨーロッパ選手権で初めて男子シングルスで優勝した時。プロツアーファイナルで優勝した時には自分が世界で1番になるのだとわかっていました。また、2009年のモスクワでのワールドカップでオフチャロフ、馬龍、陳杞を破った時もそうですね。
●もし、可能であればどの敗戦試合をもう一度やり直したいですか?
【サムソノフ】2000年シドニー五輪の準々決勝で2-0(22-20、21-18、14-21、17-21、19-21)でリードしていながら、ワルドナーに敗れた試合です。それか、1996年のアトランタ五輪で2-0(21-16、21-16、10-21、15-21、15-21)でリードしていながら、王涛(中国)に負けた試合。1997年マンチェスターの世界選手権決勝でワルドナーに敗れた試合もですね。でも、あの時ワルドナーはとても好調でしたので、やり直しても勝てるかはわからないですね。
●選手として最高のプレーをしたと思えるのはいつ頃ですか?
【サムソノフ】1990年の終わりです。1997年はとても好調でした。
●世界で一番お気に入りの場所は?
【サムソノフ】スペインのフォルメンテラ島
●一番心配なことは?
【サムソノフ】家族の幸せ
●車は何を乗ってますか?
【サムソノフ】ホンダ
●今まで対戦した選手の中でのベストプレーヤーは誰ですか?
【サムソノフ】ワルドナー
●お気に入りの本、映画、歌、食べ物は?
【サムソノフ】今はわからないですね。昔好きでも、今は変わってきていますから。食べ物ではクレープ、お寿司、イタリアンが好きです。
●もし、完璧な選手を作れるとしたら誰を使いますか?
【サムソノフ】サービスはワルドナー、レシーブは馬琳、フォアハンドも馬琳、バックハンドは張継科、フットワークは王励勤、集中力はワルドナー、そして闘争心はセイブですかね。
<終わり>