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 五輪への出場資格の獲得の仕方が変わることをITTF(国際卓球連盟)が発表した。
 前回から各国(NOC=国内オリンピック委員会)からシングルスは2名という枠を作り、それは世界ランキングの上位者が優先的に選ばれていくシステムだったが、2016年リオデジャネイロ五輪からは変わる。
「前回の選手システムと違うのは、なるべく選ぶプロセスをシンプルにするということだ。大陸予選トーナメントでベストの選手を決めていくことが理解しやすいのではないか」と ITTFの執行役員であるジュディー・ファラゴは語った。
 五輪の卓球の参加者は総勢172名(男女86名ずつ)で、男女シングルスは男女64名から70名ずつ。そのうちの、40名ずつを各大陸予選から選ぶという方式になる。アジアは11名の割り当てだ。開催国の枠をのぞいた残りの22名の枠はITTFのオリンピック・シングルスランキングから選ぶという方式になった。
 今までランキングを上げるために、2年、3年計画でワールドツアーに参戦してきた日本選手のトップ選手にとって、計画の練り直しが求められるかもしれない。
 「リオ五輪への道」詳細は、のちほど。
  • 福原とともにリオ五輪の代表候補の一人である石川佳純選手

  • 日本男子のランキング最上位の水谷隼選手も大陸予選から出場