スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 昨日発売された別冊「卓球グッズ」。
 表紙ともども中面の特集はinfoで前述したように「プラスチックボールの全貌」。
 
 7月からの国際大会等での使用は決定しているものの、国内での発売は未だ未定。唯一の国産ボール(ニッタク社)も今秋と言っているので、一般の愛好者が試打できるのは今しばらく時間がかかるだろう。

 すでに欧州ブランドやTSP社などが国際卓球連盟の公認を得ているのだが、主たる生産地と言われる中国での生産が現状では追いついていない。

 中国ではプラスチックボールはすでに1個150円程度で販売されているが、日本市場では現在3スターの公認球は280円。ほとんどの愛好者は練習では1スターやトレーニングボールを使用するのが常と言われている。
 メーカーからすれば、「練習でも試合と同じボールを使いましょう」と呼びかけるのだが、多球練習などで毎日のように割れたり、踏みつぶしたりする現状では、1個280円の3スターを練習で使えるチームはごくわずか。

 国内価格は「300円攻防」が予想される。現状の価格が据え置きなのか、もしくは300円を超える値段になるのか。いずれにしても300円を超えたら練習球で使うのが難しくなるチームは多い。
 かと言って、プラスチックのトレーニング球はまだしばらく販売される気配がない。「さほど打球感が変わらない」となれば、しばらくセルロイドのトレーニング球が同じように使われる可能性もある。

 また卓球メーカーは中国での二大メーカー、紅双喜、双魚の販売価格、および出荷価格に注目する。それによって世界の市場価格が決まってくるからだ。

 いずれにしても、どのように、なぜセルからプラに変わるのか。製造の苦労とは・・日本のトップ選手の試打感想、中国二軍チームの試打感想などは、「卓球グッズ2014」で詳しく特集している。

↓『卓球グッズ2014』の詳細はこちら
http://world-tt.com/ps_book/extra.php?lst=2&sbct=0&dis=1&mcd=BZ079&pgno=1