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 日本特有のカテゴリーを超えてプロ選手の活動を組織化していくのが「プロリーグ構想」である。
 準備ができているとも言えるし、まだ不十分であるとも言えるのが「プロリーグ構想」だ。
 5月31日の日本卓球協会理事会で「プロリーグ設立検討委員会」の担当理事として原田弘人理事(日本リーグ代表理事)が、日本リーグとの共存共栄を軸になにがしかの報告をするものと期待していたが、当日、同理事は欠席。
 そうこうするうちに原田氏は新年度の協会理事から評議委員となり、9月からの「プロリーグ設立検討委員会」の担当理事は星野一朗氏(強化本部長)になるもよう。これは協会が発する日本リーグへのある種のメッセージなのだろうか。(つまり、日本リーグとの共存共栄を目指すが、いずれにしても独自のプロリーグを作るという推測)

 今月下旬には松下浩二委員長が日本リーグ関係者にプロリーグ構想の概要を説明することになっており、プロリーグに向けて具体的に動き出すものと期待している。
 企業スポーツのリーグ戦だった日本リーグはいつの間にか「バリアフリー」になり、大学やエリートアカデミーにもオープンになっているが、トップのプロ選手がプレーしていない現実もある。
 日本のサッカー界では海外リーグがステイタスであり、レベルも高く、それ以外では国内のJリーグを目指すのがサッカー少年たちの目標であり、夢だ。

 卓球少年少女もいつか「プロリーグに出る」という目標になるような新しい組織になるのか、それとも絵に描いた餅になるのか。
 「ブンデスリーガ」とはドイツの「連邦リーグ」という意味だが、日本に真の意味での「国内プロリーグ」ができあがるのはいつの日になるのだろうか。
  • 本場のブンデスリーガ

  • ブンデスリーガのプレーオフ決勝

  • 優勝したデュッセルドルフ

  • 確実にドイツで力をつけた丹羽