愛媛県松山市で開催された全日本実業団選手権大会で、男子は協和発酵キリン(東京)が7年ぶり10回目の優勝(協和発酵を含む)し、女子は日立化成(茨城)が初優勝を飾った。
男子は協和発酵キリンが準決勝で連覇中の東京アート(東京)を破った。2番の森本が大矢を破り、3番の松平・上田組が張・高木和組に勝ち、4番の上田が塩野のカットを打ち抜いた。
決勝ではリコー(東京)を下して決勝に進んだシチズン(東京)を3−1で破り、優勝を決めた。トップでシチズンの軽部が笠原に競り勝ち、2番の協和の上田が加藤に負けかけていた試合を引き寄せたのが大きかった。
女子は混戦の中で、日立化成が準決勝で日本生命(大阪)を下し、決勝は新人・加藤とカットの根本・大森のダブルスを中心とした十六銀行(岐阜)に競り勝ち、3−2で初優勝を飾った。森薗と松澤の二人の活躍が光った。
● 男子準決勝
協和発酵キリン(東京) 3-1 東京アート(東京)
シチズン(東京) 3-0 リコー(東京)
● 決勝
協和発酵キリン 3−1 シチズン
● 女子準決勝
日立化成(茨城) 3−2 日本生命(大阪)
十六銀行(岐阜) 3−0 サンリツ(東京)
● 決勝
日立化成 3−2 十六銀行