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 今年2014年から15年にかけて、世界の卓球界、そして日本の卓球界は使用ボールで混乱しそうだ。
 8月のワールドツアーのチェコオープン、ベラルーシオープン、ジュニアサーキットなどはプラスチックボールを使用。ブンデスリーガなどのヨーロッパのリーグでもプラスチックボールが使用されると言われている。ところが、アジアオリンピックと言われるアジア競技大会はセルロイドボールが使用される。

 さて、日本では「許紹発(シュ・シャオファ)」のプラスチックボールが出回っているだけで、ヤマト卓球(TSP)や日本卓球(ニッタク)、タマス(バタフライ)のプラスチックボールが日本卓球協会に申請を予定、もしくは申請済みだが、まだ発売されていない状態だ。
 そのため、国内大会ではしばらくセルロイドボールが使用されると言われている。

 ところが、来年1月の全日本選手権は世界選手権日本代表の選考も兼ねているので、プラスチックボールが使用されると言われており、9月の日本卓球協会理事会で決定されると考えられている。このタイミングを逃すと理事会は12月までないために、9月に決めないと選手はより一層混乱することになるからだ。
 ただし、現状では各社からまだ発売されていない状態でのプラスチックボール使用の決定となるだろう。

 卓球王国10月号(8/21発売)では大々的に「プラスチックボール時代、突入!」の特集を組む。
  • 上から、ニッタク、TSP、許紹発のプラスチックボール