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 日本卓球協会は2016年のリオデジャネイロ五輪(16年8月)のアジア大陸予選会の日本代表の選出方法を発表した。
 
1 アジア大陸予選会 男女シングルスの代表選手(男女最大2名)の選出方法
 2015年9月のITTF(国際卓球連盟)発表の世界ランキングからの上位2名を代表選手とする
*アジア大陸予選会で代表権を獲得できなかった場合、ITTFの規程により16年5月発行のオリンピックランキングリスト上位から選ばれる選手(22名)の選考対象となる
2 男子・女子団体代表選手(男女1名ずつ)の選出方法
 (1)強化本部推薦(1名)
 イ 国際競争力の実績と評価
 ロ 日本がメダルを獲得するために必要な国際競争力を持ち合わせている者
3 リザーブ選手(1名)の選出方法
 (1) 強化本部推薦(1名)

解説:前回は五輪の1年前の世界選手権直後の世界ランキングの各国上位2名を自動出場とし、団体戦に出場できる国はアジア大陸予選会に出場し、権利を獲得していた。日本の場合は、ロンドン五輪では、男子の水谷隼、岸川聖也、女子の福原愛、石川佳純が2011年世界選手権ロッテルダム大会直後の世界ランキングで出場資格を得て、アジア大陸予選会に丹羽孝希と平野早矢香が出場し、団体メンバーとしての権利を獲得した。
 リオ五輪に向けて違うのは、世界ランキングによる資格獲得がなくなったこと。そして、シングルスの代表選手は必ず大陸予選会に出場すること。アジア大陸予選で出場権利を獲得できるのは11名で、日本からの2名はその中に入らなければいけなしい、そこで枠から外れた場合はオリンピックランキングリストから選ばれなければいけない。世界ランキングで上位に入っておけば、オリンピックリストにも入ってくるだろう。
 また、団体戦のみの選手は予選がないことになる。また、本番の五輪の約1年前に日本代表を決めるのはダブルスのペアリングも考慮してとのことだ。