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 男子ワールドカップ(WC)で準決勝に進んだ水谷。準々決勝で荘智淵に勝つところまでは世界のトップランカー(ランキング8位)の実力を見せつけた。一方で、準決勝の馬龍には完敗。3位決定戦のボル戦ではあと一歩の試合を見せた。自身にとっては初のプラボールのビッグゲームで課題も見つかったようだ。

「1ゲーム目は良い形で取れて作戦通りだった。2,3ゲーム目に自滅した。凡ミスも多かった。まだ自分に自信がない。ラケットの角に当たるボールも多かった。(ボールへの対応?)う〜ん、まだまだ練習していかないといけない。ずっと悩んでいるし、手応えがない。ボルに勝つとすれば1ゲーム目みたいに積極的に攻めていって、その精度を上げていくしかない。まだ自分が未熟ということ」とボル戦に負けた後の水谷のコメント。
「プラスチックボールになって初めてのビッグゲームで、うまくできていた部分もあるがいろいろな課題が見つかった。まだ全然対応できていなくて、4,5割の感じ。これからもっと慣れていかないといけない」と準決勝後の水谷選手の総括コメント。
  • 最後は経験の差を見せ、紙一重の勝利を手にしたボル

  • ミックスゾーンで悔しさをにじませる水谷