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 11月5〜9日にロシア・エカテリンブルクで開催されたロシアオープン。日本からは男子18名、女子13名が参加し、日本選手同士の対戦が多く見られた大会となったが、6種目中5種目で日本選手が優勝と結果を残した。

 男子シングルスでは丹羽孝希(明治大)が優勝。準決勝での水谷隼(beacon. LAB)戦を4-0のストレートで制すると決勝ではオフチャロフ(ドイツ)を破って勝ち上がってきたドリンコール(イングランド)に第1ゲームを奪われるも第2ゲームから4ゲームを連取し4-1で勝利。ワールドツアー初優勝を遂げた。

 石川佳純(全農)と福原愛(ANA)の日本女子のエース対決となった女子のシングルス決勝は、福原が3-1と石川に王手をかけるも、石川がふんばり最終ゲームまでもつれこむ接戦となった。最終の第7ゲームはジュースの接戦となり石川が15-13で勝利。ワールドツアー3度目の優勝を決めた。また、全中2連覇の早田ひな(石田卓球クラブ)が1回戦でイバンチャン(ドイツ)を、2回戦で平野早矢香(ミキハウス)、準々決勝ではグルンディッシュ(フランス)と強豪を破り準決勝へ進出。準決勝では石川にストレートで敗れるも3位入賞を果たした。

 また、アンダー21では男子は大島祐哉(早稲田大)が女子は平野美宇(JOCエリートアカデミー)がそれぞれ初優勝。女子ダブルスでは平野早/石川が優勝し、石川は大会2冠を達成した。

各種目の優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

【ITTFワールドツアー・ロシアオープン】
● 男子シングルス優勝:丹羽孝希 ※3位:水谷隼
● 女子シングルス優勝:石川佳純 ※2位:福原愛 3位:早田ひな
● 男子ダブルス優勝:唐鵬/黄鎮廷(香港) ※3位:松平健太/丹羽孝希、森薗政崇/三部航平
● 女子ダブルス優勝:平野早矢香/石川佳純 ※2位:前田美優/佐藤瞳
● 男子アンダー21優勝:大島祐哉 ※3位:吉村真晴
● 女子アンダー21優勝:平野美宇 ※3位:加藤美優、佐藤瞳