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 本日の日本卓球協会理事会でGOサインが出ることを期待していたのは、「プロリーグ設立」に向けての協会の決定と準備スタートだったが、継続して検討していくことになったことを前原正浩専務理事が報道陣に語った。
「具体的な事業計画、リスク管理、ガバナンス(統治能力)などの部分がまだ不足しているし、日本卓球協会が責任を持てる体制になっていないので、もう少し継続して設立を検討していく。ただ悲観的な話にはなっていないし、より具体的な内容にしていきたい」

 あと一歩のところで遅々として進まない日本のプロ卓球リーグ設立。
 質問は簡単だ。

 「プロリーグがあることが日本の卓球界にとってプラスなのか、マイナスなのか」

 もしプラスであるならば、なぜスピード感を持って進んでいかないのか。「焦っては失敗する、急いでは良いものができない」という声も確かにあるが、プロ選手を目指す、もしくはプロリーグを待望する現役選手にとって時間は無尽蔵にあるわけではない。
 世界選手権などでは、中国や男子のドイツの次に来るのが日本。世界的に見ても有望選手が出てきて、競技力が上がっているにもかかわらず、中国やドイツにあって日本にないもの、それが「プロリーグ」なのだ。
 競技力向上、卓球の普及とアピールのためにプロリーグ設立を待ち望んでいる卓球ファンが多くいることを忘れないでほしいものだ。