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 世界選手権蘇州大会の日本代表男子選考会の最終日。第2ステージの準決勝に進んだのは松平、岸川、吉田、大島の4人。松平が岸川をハイレベルなラリー戦の末に下し、吉田は激しい打撃戦で大島を破り、決勝へ。
 決勝ではグループリーグで松平に勝っている吉田がスタートから両ハンドの強打を連発して試合の主導権を握り、4−1で松平を破り、日本代表の内定を決めた。
 単身、ドイツのブンデスリーガ1部で腕を磨き、力をつけてきた吉田の努力が実った。「吉田は元々クレバーな選手だったが、力強さが加わった。出場に満足することなく、世界選手権で良い結果を出さなければいけないので、もう一度気持ちを切り替えて頑張ってほしい」と全日本の倉嶋洋介監督。
 日本代表のシングルス枠5のうち、すでに世界ランキング上位の水谷隼、丹羽孝希に続いて、吉田が3人目として内定した。
「自分が代表になるためには推薦ではなく、この選考会で勝つしかなかった。この選考会に賭けてきたのでうれしい」とサムライ吉田雅己は語った。
 あと2人の枠を懸けて、全日本選手権を迎えることになる。

代表選考会・第2ステージ決勝トーナメント
●準決勝
松平健太(JTB) 4(−4,4,9,5,9)1 岸川聖也(ファースト)
吉田雅己(愛知工大) 4(5、−10、6,8、−8,9)2 大島祐哉(早稲田大)
●決勝
吉田雅己(愛知工大) 4(5,7,9,−10、8)1 松平健太(JTB) 
  • 勝った喜びをかみしめるが表情を変えない吉田

  • 内定を決め全日本の倉嶋監督と握手する吉田

  • 優勝を決めた吉田と手前が松平

  • ブンデスリーガで力をつけた吉田

  • 鬼頭監督(愛工大)と抱き合う吉田

  • 決勝で吉田に4−1で敗れた松平

  • 準決勝で吉田との打撃戦で敗れた大島

  • 準決勝で松平健太に敗れた岸川

  • 予選リーグも1位通過し、実力を見せた吉田