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 プラスチックボールは、各メーカーがまだ開発製造の初期段階のため、品質のばらつきと不良品率が高いと言われている。そのうえ日本での価格も高い。大手卓球メーカーは1個360円(3スター公認球)の値段をつけた。「今までは空気のように床に転がっていたが、今は踏まないように慎重にボールを扱っている」というのは日本のトップチームの実情のようだ。

 割れやすいために、以前よりボールの消耗と、購入費がかさんでいる。トップチームのボールの購入費が年間数十万円だったのが、一気に2,3割上がり、100万円近くになるという話も聞いた。
 もちろんこれは日本代表レベルがいるチームの話で、卓球部の予算が限られている中学校。・高校の部活動でもボール購入費の高騰は深刻な問題になるだろう。

 今後、商品供給が安定し、不良品率も改良された時には、「せめて前の時の値段(280円)に戻してほしい」というのはユーザーの切実な願いのようだ。
  • 大会でのボール選球所