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 福原愛選手(ANA)が、1月12日に開幕する平成26年度全日本卓球選手権の一般女子シングルスを欠場することが明らかになった。

 欠場の理由は腰の故障。昨年12月に行われた、ITTFワールドツアー・グランドファイナルの大会前の合宿中から腰に痛みが出始めたという。大会期間中はテーピング等を行って出場したが、大会終了後も痛みが治まらずに精密検査を受け、「腰椎椎間関節(ようつい ついかん かんせつ)障害」という診断を受けた。
 早期の競技復帰を目指し、12月には椎間関節のブロック注射を受けるなどの処置を行ったという福原選手。しかし、医師からは今後の競技活動も考慮して約3週間の静養を勧められ、今大会の欠場を決断した。現在は痛みはほぼ感じないくらいまで回復しており、リハビリや軽いトレーニングを行っているという。2月中旬に開催予定のワールドツアー・クウェートオープンとカタールオープンで競技に復帰する予定だ。

 昨年も左足第5中足骨の疲労骨折という故障に見舞われながら、競技復帰後はアジア競技大会・女子団体決勝トップで丁寧(中国)を破るなど、さらにレベルアップしたプレーを見せていた福原選手。今大会の欠場は卓球ファンにとって残念なニュースだが、4月の世界選手権個人戦も見据え、万全な状態で競技に復帰してほしい。