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 1月8日からアラブ首長国連邦・ドバイで行われているワールドチームカップ。大島祐哉(早稲田大)、森薗政崇(明治大)、村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)の3名が参戦している日本男子チームは、準々決勝でポルトガルに2ー3で惜敗。ベスト8が確定した。
 予選グループでチャイニーズタイペイに完勝し、決勝トーナメントに進んだ日本男子。しかし、予選グループで韓国に敗れ、グループ2位になったポルトガルと準々決勝で当たるハードなドローとなった。準々決勝のスコアは下記のとおり。

●ワールドチームカップ・男子準々決勝
〈ポルトガル 3ー2 日本〉

○フレイタス 8、ー7、8、ー8、11 村松
 アポローニャ 6、ー12、ー7、10、ー12 大島○
 モンテイロ/アポローニャ ー8、ー6、6、ー9 森薗/大島○
○フレイタス 9、8、11 森薗
○モンテイロ ー8、ー8、8、9、11 村松

 日本は2番大島、3番大島/森薗のダブルスが勝利して2ー1とリードしたものの、ラスト村松がモンテイロにゲームカウント2ー0から逆転を許した。ラストで勝利したモンテイロは「最高にうれしい。とてもタフな試合だったし、村松は素晴らしいプレーヤーだ。最終ゲームは9ー3でリードしたのを挽回されて、2回マッチポイントを取られたけど、冷静にボールを入れていくことを考えた」とコメントしている。
 メダル獲得がならなかったのは残念だが、ベストメンバーを揃えたポルトガルに対し、日本の若武者3人がここまで戦えたことはむしろ明るい材料。12日に開幕する全日本でも、彼らの活躍が楽しみだ。

 一方、平野早矢香(ミキハウス)、石垣優香(日本生命)、森薗美咲(日立化成)が出場している日本女子は、準々決勝でブラジルに完勝し、ベスト4進出。予選グループのルーマニア戦でサマラに2点取られ、苦しめられるも3ー2で勝利している。続く準決勝は、カットのリ・ミョンスンを擁する北朝鮮。左腕のリ・ミギョンもパワーがあり、侮れない相手だが、カット打ちの得意な平野を軸に何とか乗り切りたい。準決勝は今日の15時(日本時間)にスタートだ。

※写真提供:ITTF(国際卓球連盟)
  • 村松、ヨーロッパのトップ級にあと一歩

  • ポルトガル戦で勝利した森薗(写真奥左)/大島