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 アラブ首長国連邦で行われているワールドチームカップ。準々決勝でブラジルに快勝した日本女子は、準決勝で北朝鮮と対決した。

●ワールドチームカップ・女子準決勝
〈北朝鮮 3ー0 日本〉
○リ・ミギョン ー8、3、ー9、9、8 平野
○リ・ミョンスン ー3、9、9、ー9、5 石垣
○キム・ヘソン/リ・ミギョン 4、ー10、8、8 森薗/平野

 北朝鮮1番のリ・ミギョンは左腕のパワフルなドライブタイプで、平野も互角のラリーを展開したが、要所のフォアのカウンターミスが痛かった。
 2番はカット対決となり、ツッツキ合いの我慢比べの中、石垣はスマッシュ、リ・ミョンスンはミドルへのバックハンドで流れを変えていく。わずかだがリ・ミョンスンのバックハンドの決定率、そして精度が石垣を上回っていた。
 前半の惜しい試合を落としてしまった日本は、ダブルスも落とし、3位で大会を終えた。もうひとつの準決勝は中国がシンガポールをストレートで破り、決勝へ進出。女子決勝は中国vs北朝鮮のカードとなった。

男子でもベストメンバーで挑んでいる中国はさすがの強さ。まだ1点も落としてはいない完璧な試合で決勝進出を決めている。
そして反対側の山の準決勝でポルトガルがオーストリアにストレートで敗れる波乱が起きた。

●ワールドチームカップ・男子準決勝
〈中国 3ー0 チャイニーズタイペイ〉
〈オーストリア 3ー0 ポルトガル〉
ガルドス ー10、10、7、11 アポローニャ
ハベソーン ー10、10、6、9 フレイタス
フェゲル/ハベソーン 7、7、ー5、ー5、8 モンテイロ/アポローニャ

エースのフレイタスがハベソーンにまさかの失点。日本の森薗戦の3ゲーム目で腰を傷めてから動きが鈍くなり、ブロックが多くなっていたフレイタス。ハベソーンのミスの少ないフォアドライブに体がついていかなかったのか、らしくないミスを重ねてしまった。これから欧州を引っ張っていく選手なだけに大事に至らなければ良いが。

※写真提供:ITTF(国際卓球連盟)
  • 惜しかった平野。すぐに帰国して全日本へ向かう

  • オーストリアが歓喜の決勝進出