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 2012年ロンドンパラリンピック日本代表で、国際クラス別肢体不自由者選手権・クラス6で5連覇中の板井淳記選手(下写真)が、2月16日より旭化成株式会社に社員として採用されることが内定した。
 来年のリオデジャネイロパラリンピック、そして2020年の東京パラリンピックを目指す板井選手が活用したのは、JOC(日本オリンピック委員会)による現役アスリートの就職支援ナビゲーション『アスナビ』。企業からの支援・採用を望むアスリートと、採用を検討している企業をマッチングさせる就職支援制度だ。強豪の陸上部や柔道部が有名な旭化成株式会社だが、障がい者トップアスリートの雇用や支援も行っており、今回の採用内定に至った。

 「卓球と仕事を両立させる生活を送ることができる環境です。今まではほとんどが自己負担の遠征費も支援していただけるので、これまでに比べれば本当に良い環境で競技に専念できます」(板井選手)。今後は地元・大分に拠点を置き、協和発酵キリンで活躍した横山友一さんの指導も仰ぎながら、強化に励む。
 「障がいのある子どもたちが『夢はスポーツ選手!』と言える未来のため、できる限りのことをやっていきます。まずは自分の選手としての使命を全うしたい」と語る板井選手。さらなる活躍に期待大だ。