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 18日にミキハウスの木村皓一社長が日本卓球協会の星野一朗強化本部長と会談し、世界選手権の代表決定に関して、改善を申し入れた。
 これは1月19日に日本卓球協会が発表した世界選手権の日本代表のエントリーで、直前に全日本選手権の女子ダブルスで優勝した平野早矢香・石川佳純組が代表からはずれたことを受けて、ミキハウスが協会に意見書(もしくは公開質問状)を提出するに先立って会談が行われた。
 ミキハウスの論旨は、以下の通り。
・代表の決め方が不透明。「国際競争力」という基準が明確でない(特にダブルスの選出基準が明確でない)
・母体チームを持っている女子監督が選手選考に加わるのはおかしい
・U21の大会の成績がポイントが加算される世界ランキングを参考にするのは公平性を欠く。U21のポイントは除外して考えるべき

 ミキハウス側は3月上旬に意見書(もしくは公開質問状)を提出する予定とのこと。
 星野一朗強化本部長は「昨日は選考に至る経緯を説明しようとしたが、実際にはフリートークという形になった。正式に意見書、もしくは公開質問状が来てから強化本部として回答していく予定です」と語った。 (今野)