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 2月21日にオープン価格にして大幅な値上げとなったバタフライの「テナジー」。
 今までは5000円から6000円がお店での実際の販売価格(実勢価格)だったが、価格改訂での実勢価格は7900円から8500円となっている。およそ30〜40%の値上げとなった。

 全国の卓球ショップでは21日直前まで駆け込み買いが殺到したとのこと。
 もともと円安もあり、日本で大量に買い付けられたり、ネットショップなどでの「目玉商品」「客寄せパンダ」のように売られていたテナジー。中国では定価11000円、ヨーロッパでも8000円前後で売られていたために、買い付け業者によって海外に流出。それを阻止するための値上げとオープン価格になった。
 オープン価格は家電製品ではよくあるやり方だが、メーカーからの出荷価格に対して、各ショップ(もしくは問屋)が独自に値段をつけていくもの。お店によって微妙に価格が違うことになる。

 卓球市場関係者や他卓球メーカーは、テナジーの販売枚数の減少とユーザーの買い替えを意識している。今後、テナジーからの買い換えが年間10数万枚になるのでは、と予想されており、ポスト・テナジーを巡り、熱い戦いが繰り広げられそうだ。

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