スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 3月に韓国卓球協会は専務理事に鄭賢淑(1973年世界団体優勝)が返り咲き、強化陣も一新。総監督に姜文樹(元韓国男子監督)が就任し、男女監督を置かずに、姜総監督の下の男子コーチに安宰亨(1988年ソウル五輪ダブルスメダリスト)、男子アシスタントコーチに李哲承(92・96年五輪ダブルスメダリス)、女子コーチに朴知賢(元韓国代表)、女子のアシスタントコーチに朴相俊(元韓国代表)が就任した。
 
 男子コーチの安宰亨はソウル五輪後に当時国交のなかった中国の焦志敏と結婚し、国境を越えた愛として話題となり、息子は有名なプロゴルファー。長らく卓球界から遠ざかっていたが、現役時代から大韓航空とのつながりがあり、韓国卓球協会の趙亮鎬会長(大韓航空会長)の声がかかったとも言われている。
 女子の朴知賢は80年代から90年代にかけて韓国代表でプレーした後、モンゴル、イエメンなどのコーチを務め、最近韓国の女子チームのコーチについていた。

 名目上、姜文樹総監督が男女をコントロールする形となり、スタッフは大韓航空とサムスン関係者(李哲承・朴知賢が元選手)で固める政治的な布陣となった。
 また強化陣の変更とともに、韓国ナショナルチームのスポンサー契約がタマスからXIOM(エクシオン)に変わったこともわかった。
  • 女子コーチとなった朴知賢

  • 男子コーチとなった安宰亨と奥さんの焦志敏さん(元五輪メダリスト)