スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 昨夜発表されたITTF(国際卓球連盟)の世界ランキング。
 選手や関係者が非常に気にするのは、今年の9月に日本卓球協会が来年の五輪代表候補を発表するからだ。
 シングルス枠の2人と団体戦用の1人の計3名で、シングルス枠の2名は世界ランキング上位者で3人目は強化本部推薦という選考基準はすでに発表されている。
 しかも、女子の村上監督は3人目も世界ランキングで選びたい意向をすでにコメントしている。

 男子では、3月のスペインオープンと5月のクロアチアオープンのツアーを制覇した吉村真晴(愛知工大)が今回43位から30位へ大幅アップ。水谷隼5位、丹羽孝希11位、松平健太26位、村松雄斗27位に続く日本男子5番手となった。世界選手権蘇州大会でも混合ダブルスで銀メダルを獲るなど、ここに来て大きくクローズアップされた存在になっている。

 一方、日本女子は大変な状況に突入している。世界選手権後に11位に大きくジャンプアップした伊藤美誠(スターツSC)が5月のベラルーシオープンに優勝し、今回は9位とついにベスト10入りをした。石川佳純5位、福原愛8位の後の3番手だ。伊藤の後ろには平野早矢香16位、平野美宇19位が続いている。

 今後、日本選手が出場予定のツアーはジャパン、韓国、中国のアジアシリーズ、そしてブルガリア、チェコなどのオープン大会があり、今後もその戦いから目が離せない状況になっている。
 世界ランキングを理解するのはなかなか難しいが、卓球王国の次号(6月20日発売)では詳しく説明しているので是非参考にしていただきたい。

http://world-tt.com/ps_player/worldrank.php

*写真は世界選手権蘇州大会
  • 30位に大きくランキングを上げた吉村真晴

  • 14歳にしてついに世界ランキングでトップ10入りした伊藤美誠